2015年03月23日

室戸岬 ジオパークの春 瑠璃色のミクロコスモス 


四国の川は別格として
一般的に四国の第一級の観光資源はどこかと聞かれたら
面河渓、石鎚山、天狗高原、四国カルストなどはもちろん良いけれど
室戸岬と答えたい。
(だからジオパークに登録されたときは真っ先に駆けつけた)

徳島県側からも高知県側からも公共交通機関が途中までのため
その終点から、あるいは高知空港、徳島空港でレンタカーを借りる。
とにかく本州から時間が掛かる。

ところが、このブログでも取り上げているように
徳島県南部の海岸線から室戸岬に至る国道55号線は四国の白眉。
(南阿波サンラインや海部川を見ないで通り過ぎることはできる?)

右手に山、左手に太平洋、はるかかなたにかすむ岬をめざして
ほとんど信号のない路をたどるとき
人生の重荷がほどけていくに違いない。
(ついでにクルマの燃費も伸びる伸びる)

高校の頃から自転車で来ていた。
クルマでも何度訪れたかわからない。
ほとんど「地元」感覚なのだけれど
それでも岬をめざす。

室戸岬は、時間と空間が広い。
この日も岬の先端だけで4時間を過ごしてしまった。

時間が足りなかったので以下は行けなかった。
・空海が修行したパワースポット御厨人窟(みくろど)
(空海が修行を行い悟りを開いた地)。
・恋人の聖地・室戸岬灯台と最御崎寺(ほつみさきじ)
・シレストむろと
・ディープシーテラピー&リゾートのウトコ・オーベルジュ&スパ
・道の駅とろむ、ドルフィンセンター
・道の駅キラメッセ室戸
・吉良川のまちなみ、
・海岸段丘、行当岬、夫婦岩などその他のジオパーク
・ジオカリーと紅茶のシットロト
・鯨見物

食材としては、海洋深層水と
その恵みの金目鯛、グレ、ブリ、イトヨリ、ヒラマサ、スジアオノリなどの天然の魚介。

室戸は時間距離での隔絶感があるだけに
1泊2日を充てても足りるかどうか。

この日は春を告げる草花を見ていたから。
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ぼくにとっては、ユキワリイチゲ、フクジュソウ、オキナグサ、
そして、室戸岬のルリハコベが春の風物詩。
次に桜、さらにモモイロイワバソウ、シコクカッコソウと続く。
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きょうはこの瑠璃色の小さな宝石を見に来た。
地球の歴史を刻んだ大地に
あこうなどの亜熱帯の海岸性植生が覆いつくす。
そこに、稀少な植生があちらこちらに自生する。

野根川の国道にかかる最下流部。
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海が目前なのに清らかな淵とそこから流れる瀬。
漁港に砂が流れ込まないよう右岸が防波堤となっているが
そのまま海へ注ぐ。
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国道沿いは、ハマダイコンの群生。
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ハマエンドウのあでやかな色彩が灰色の渚をいろどる
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この黄色い花はわからない
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赤紫の花、つややか。光を放つ
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灯台と中岡慎太郎と岬ねこ
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ここがエネルギースポットであることを自らの造形で語り掛けるアコウ
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樹木のトンネルの向こうにジオパークの地形
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斑れい岩の地帯。赤く着色すると火星のようだ
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船着き場とジオパークが一体となった日置海岸
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ルリハコベ、太陽を受けてひらく花びら
(ニコンD7000+AF-S Micro 60mm f/2.8G)
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フジX-E2+XF35mmF1.4 R
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2015年3月、室戸岬は春を敷きつめた。
posted by 平井 吉信 at 23:51| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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