海に住むほ乳類が
酸素を求めて海面に出るように
行きたくなるのが海、山、川。
(四国はこれがあるからね)
行きたくなるところを
あとひとつ挙げるとすると神社かな。
クルマを運転しつつ天津祝詞を奏上することがある。
気持ちを落ち着けるため、
長旅の無事を祈るため。
午前中の神社には清々しい氣が充ちていて
それはそれは…。
これまでも散発的に訪れているけれど
伊勢神宮を筆頭に西日本の主な神社を回る旅がしてみたい。
実は相棒が伊勢に出かけ
権禰宜さんから説明を受けて昇殿参拝を行い、
戻ってきたのだ(平日なのでぼくは行かれなかった)。
その際に、一本の木の写真を撮ってきた。
なにか感じるものはあるだろうか?

(続きはいつか)
さてと、伊勢に行けなかったぼくは
息継ぎに中津峰(このところこればかり)に行く。
この日、家を出たのが夕暮れ近くなってから。
いつもの径だけど影はない


急ぎ足に登っていくけれど
この時期はリンドウが咲き乱れて前へ進めない。




(写真に撮るとセンサーの小さなX20がX-E2よりも合っているようだ)
ここからはX-E2+XF35mmF1.4 R



凛として風に吹かれて
楚々として顔を出している。
伊勢では
舞女(まいひめ)の奉納も見てきたという。
まるで紫の巫女みたいだ。
展望台から東を眺める。ここから伊勢はもちろん見えないけれど

森に夜がやってきた。この静かな時間を踏みしめる

すでにアマテラスは山に沈み、
しずしずと夜の気配に包み込まれていく。
ヘッドランプは持っているけれど、
この雰囲気を楽しみたいので。

こんなときに
フジX-E2はフラッシュで花を納めてしまう。
不自然な感じがないのがフジの良いところ。

おみやげは、笑顔とともに
緑のグラデーションのストラップ。
いつ(五つ)の世(四つ)までものミンサー折りのストラップが消耗してからは
付けていなかったのだ。
何でもないものだけど、心にしみる。
きみにはぼくの心の色が見えているんだね。

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