2014年11月01日

リンドウのち夕暮れ 森に夜の帳が降りる刻 伊勢は遠くても見える


海に住むほ乳類が
酸素を求めて海面に出るように
行きたくなるのが海、山、川。
(四国はこれがあるからね)
行きたくなるところを
あとひとつ挙げるとすると神社かな。

クルマを運転しつつ天津祝詞を奏上することがある。
気持ちを落ち着けるため、
長旅の無事を祈るため。

午前中の神社には清々しい氣が充ちていて
それはそれは…。

これまでも散発的に訪れているけれど
伊勢神宮を筆頭に西日本の主な神社を回る旅がしてみたい。
実は相棒が伊勢に出かけ
権禰宜さんから説明を受けて昇殿参拝を行い、
戻ってきたのだ(平日なのでぼくは行かれなかった)。

その際に、一本の木の写真を撮ってきた。
なにか感じるものはあるだろうか?
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(続きはいつか)



さてと、伊勢に行けなかったぼくは
息継ぎに中津峰(このところこればかり)に行く。
この日、家を出たのが夕暮れ近くなってから。

いつもの径だけど影はない
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急ぎ足に登っていくけれど
この時期はリンドウが咲き乱れて前へ進めない。
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(写真に撮るとセンサーの小さなX20がX-E2よりも合っているようだ)
ここからはX-E2+XF35mmF1.4 R
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凛として風に吹かれて
楚々として顔を出している。
伊勢では
舞女(まいひめ)の奉納も見てきたという。
まるで紫の巫女みたいだ。

展望台から東を眺める。ここから伊勢はもちろん見えないけれど
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森に夜がやってきた。この静かな時間を踏みしめる
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すでにアマテラスは山に沈み、
しずしずと夜の気配に包み込まれていく。
ヘッドランプは持っているけれど、
この雰囲気を楽しみたいので。
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こんなときに
フジX-E2はフラッシュで花を納めてしまう。
不自然な感じがないのがフジの良いところ。
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おみやげは、笑顔とともに
緑のグラデーションのストラップ。
いつ(五つ)の世(四つ)までものミンサー折りのストラップが消耗してからは
付けていなかったのだ。
何でもないものだけど、心にしみる。
きみにはぼくの心の色が見えているんだね。
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posted by 平井 吉信 at 18:37| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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