2014年07月05日

松山市から伊予市へ 郡中のまちはしっとりと

松山と伊予市に日帰りの出張の一日。
九州では大雨とのこと。
まちなかを小さな折りたたみ傘で大丈夫かな。
でも、意外に降られなかった。

大街道の入口のまろで盛りそばの大盛りを。
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大街道から銀天街へと向かう。
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銀天街3丁目のぎんこい市場で野菜を買う。
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何を買おうかと物色していたら
店長の向井京子さんが来られてこちらからごあいさつ。
いつも親身にお話をいただく。
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そのお気持ちがうれしいので
雨の日にたくさんの荷物を抱えて
遠距離の自宅まで野菜を買って帰る奇特な人になる。

商店街の方々との打ち合わせのあと、
松山市駅から伊予鉄で伊予市へ。

郡中(ぐんちゅう)のまちは一体感がある。
しっとりと落ち着いた雰囲気で
内子、大洲、卯之町とまちのコミュニティの空気感は似ている。
買い物や医療施設も多く便利だけど
住む人の心が通うなりわいを感じる。
(移住を希望される方には市役所が親身になって相談に乗ってくれるとか)

「町家」は地域の野菜や魚などの販売拠点。
地元の人の熱意で運営されている。
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まちの途中に由緒ありそうな建物(元 伊予農業銀行郡中支店)があり
見学できるとのことで立ち寄る。
地域おこし協力隊の新居田さんからご説明をいただいた。
まちのみなさんの知恵と熱意で新たに生まれ変わったとのこと。

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→郡中まち元気サロン「来良夢」
http://www.machidukuri-gunchu.jp/koramu/koramu.html

仕事のあと、からき天ぷら店に立ち寄り
名物のガンスを買う。

商店街の路地の入口にあって
連ドラのロケに使われそうな立地。
地元の人がひっきりなしに訪れる
伊予のソウルフード。
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説明によれば、
>瀬戸内の新鮮なエソを使用した当店の『ガンス』は
>かなり厚みがあり、パン粉の香ばしさとサクサク感に加え、
>上等の蒲鉾のようなプリプリとした食感が楽しめます。
>玉ねぎの甘みとピリリと効いた七味唐辛子の絶妙な味わいは、
>一度食べるとやみつきになるほどの美味しさ!

松山市駅まで戻り、
高島屋の地下で車内でつまむものを買って高速バスに乗り込んだ。

西条を過ぎる辺りから雲が少しずつ晴れていき
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川之江ではほんのりと海がうす紅に染まった。
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早朝からの出張だったが、
きょうお会いしたみなさんの顔を思い浮かべつつ。
沖行く船を眺めながら
伊予の国を離れる頃には心地よい揺れに誘われて
しばし白河夜船のバスのなか。
・・・

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【追記】
ぎんこい市場で買ってきたキャベツが絶品。
砥部から奥へ入った旧広田村の標高は高い。
イノシシと闘いながらも
ワラなどをすき込んだやわらかい土から
根がしっかりと張り出し
しなやかで甘いキャベツができるのだろう。
(野菜の風味は育てる人の性格や雰囲気をまとっている)

友人からもらったヤマモモも絶品。
(1年でわずか半月ほどの旬)

知人からいただいたスモモを添えて
これまたいただきもののきゅうりを
内堀のワインビネガーと塩昆布、白ごま、
冷凍レモンのすり下ろしなどを使って
2種類の味に仕上げた。

トマトには北イタリアのエクストラバージンのオリーブオイルを。
キャベツは甘みとやわらかさを活かすため
ドレッシングは使わずそのままで。

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包丁は切れている。
(菜切り包丁は勝浦町の大久保鍛冶屋でつくってもらった)
小指にわずかに力を入れるほかは
指を軽く添えるだけで包丁は握らない。
肩の力を抜いて
包丁の重みを利用して「切れていく」。
(「切る」のではなく「切れていく」)
この感覚を会得すれば料理の腕は上がる。
手首でも肱でもなく
肩を持っていく感覚で
包丁がすうっと「切れていく」。
(この感覚を身に付けたので包丁を研ぐ機会が激減した)

香辛料漂うカレーまで出そろい、
これだけの野菜と果物もあっという間になくなってしまう。
四国の野菜、徳島の野菜は宝物。
(おいしい野菜は不老不死に近づくと言い切ってしまう)

おいしさは思いやりの裏返し。
ていねいに地道に育んだ人への天からのご褒美、
そしてそれを多くの人に分かち合う歓びの収穫。

伊予と阿波を結んで地産地消の宴は週末の祭り。
さあ、手づくりのレモン酒とワインを空けよう。

タグ:愛媛 松山 大洲
posted by 平井 吉信 at 23:26| Comment(0) | まちめぐり
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