2022年03月31日

桜開花 徳島県南部 2022年

今年のソメイヨシノの開花の頂点は3月30日頃であったようだ。
通りすがりに県南部を見て開花を記録したもの。

●とくしま植物園の桜(この写真だけは3月中旬)
ここは桜というよりも植物全体を見に行くところ。自生しているノジスミレやナガバノタチツボスミレも愉しみ
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●立江の夫婦桜
知人が所有する敷地内に咲く樹齢百年の日本の桜を県道から眺めたもの。棚田を控えた丘陵に存在感を持っている。午前中の光の対照(地面に落とす影との対比)が美しい。桜の木の風格は県内でも有数だ。
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●岩脇公園(桜づつみ公園)と桜馬場
幼い頃からなじんだ場所。公園の池はその昔、葦が繁るどんがん淵と呼ばれていた場所で近づくなと言われていた。確かアユの養殖施設もあり北岸用水からの引水で土手の下をくぐって那賀川へ放流されていた。この場所が船を浮かべた池に装いを変えた。もともと水深は浅いが今年は特に水量が少なくボートは中止となっている。
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これは水量が多いとき(2018年)
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桜馬場は子どもの頃、アブラゼミをよく穫った場所。那賀川の土手から親戚宅まで駈けていく途中で遊んだ。当時は自転車に乗ったおじいさんがチリンチリンと鈴を鳴らして「うまいキャンデー」と売りに来ていたな。ニッキとハッカの味があった。
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●阿南西部公園(阿南市)
子どもの遊具を備えた丘陵に植えられている桜。駐車場も数カ所あり、子ども連れの花見に適している。
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●熊谷のしだれ桜(阿南市)
個人のご好意で開放されている場所。時期になると周辺に臨時の駐車場も設けられる。
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でもぼくが好きなのはヤマザクラ。葉が陽光にきらめいて花とともに風に揺れる風情が好き。明るい話題はないけれど、桜は人の心とは無関係に花を咲かせる。
タグ: 阿南市
posted by 平井 吉信 at 18:49| Comment(0) | 山、川、海、山野草

プーチン・バイデン 両大統領の会談(仮想)


ウクライナへの侵攻は終わることを知らず、その間にウクライナ市民を中心に死者が増えるばかり。さらに4百万人を越える人々が国外へ脱出しているという空前絶後の危機というのに、当事者以外の国にとっても他人事ではないにせよ、インターネットやメディアからの情報を見ているとある意味では劇場観戦をしているような錯覚に陥る。この違和感はどこから来るのか。

ロシア軍も相当の被害を受けているようだ。国民が納得する成果を訴求して停戦したいのは双方ともだろう。しかしいったん動き出した山は止められずギアアップしていくばかり。太平洋戦争で日本も経験したとおり。誰もが止めなければと思っていながらやめられないというジレンマを目の当たりにしているからだ。

そこでNATOの参戦でも経済制裁の徹底でもない、第3の道が残されているのではないかと考えてみた。その相手国はアメリカである。以下は架空の物語として書いてみた。

急きょバイデン大統領とプーチン大統領の会談がワルシャワで対面によって開催されることとなった。開催は米ロ双方ともつながりの深い複数の国々が音頭を取ったことがきっかけとなった。会談は通訳以外は両大統領のみで非公開で行われる。会場には国旗も食べ物もない。飲み物は双方が自分で持ちこんだ。
(以下にバイデン氏の発した言葉のみを掲載)

本日ここにいるのはウクライナ、ロシア双方を救いたい。この戦争の終結は誰にとっても望ましい結果をもたらすからだ。それのみが目的であなたを糾弾するつもりはない。ある意味ではあなたの相談相手としてやってきた。なぜならロシア国内であなたに意見や助言を行える人物はいない。あなたはそれほどの権威を得ている。しかしときにそれは現場の真実を知らされないという弊害も生み出す。まずは我が国の専門機関による戦況の分析をお伝えする。

現時点で貴国の得たものは、これこれ(略)。
貴国の失ったものは、戦場では兵器これこれ、死傷者これこれ、戦費これこれ…(略)

あなたに報告が上がっているかどうかは知らないが、これは我が国の専門機関で把握しているものだ。あなたが信頼する腹心の部下に真実のみを伝えよと命じて現場を探らせてみるといい。それほど違わない結果が得られるだろう。
         
ここにいくつかの動画がある。我が国の専門機関が分析して真実性が高いと判断しているものだ。ほとんどはマスコミにも公開していないものだ。まずはあなたに見てもらいたい。これが兄弟国ウクライナに対し貴国の軍隊がしているという事実を確認して欲しい。

以上がこれまでの客観的なできごとや数字の羅列だ。これをどう判断するかはあなたであって私ではない。しかしこの事態が続けばロシアも関係諸国も後戻り不可能な状況になり、世界は壊滅的な状況を迎える。私はそのことを防ぎたい。ウラディミール、あなたも同じだろう。あなたにとって名誉ある意思決定を考えてみよう。あなたはどうしたいのだ?

貴国が得たものと失ったものを比べてみれば圧倒的に失ったものが多い。なかでも国際的な信用の失墜が今後百年近く貴国を苦しめることになる。あなたはそれを望んでいるか? 不名誉な大統領として歴史に名を刻むことを。

まず私からいう。NATOは平和を守りたい。同盟国から貴国に侵攻することは貴国に攻め込まれぬ限り行わないことを約束する。もちろんウクライナはNATOに加盟しないし、西側のミサイルなども設置しない。あなたのいう非武装中立を果たすようゼレンスキー大統領を説得する。また、ロシアの大統領であるあなたがウクライナのために何ができるかを教えて欲しい。超大国としての誇りを見せて欲しい。


いくつかの難しい問題はあるが、その提案であればウクライナは協議に乗ってくるだろう。ただし戦勝国という概念は捨てなければならない。それはロシアのためだ。今後ロシアが世界中で信頼を回復することこそ国益に叶うこと。むしろ相手の国土に浸入してこれだけの破壊行為を行ったこと。

大統領はまだ疑心暗鬼のようだが、その一方で組織にも疑いの目を向けているように感じられる。やはりロシアはウクライナに償わなければならないのだ。そのことに対して世界中の国で反対する国家はひとつもないということだ。

ウクライナへの賠償金が国内で一部の政治勢力が納得しないというのであればかつての兄弟国でもあるウクライナに復興特別基金をロシアが提案するのはどうだろう。それは人道的にも叶うこと。基金にはアメリカも拠出しよう。そうすればあなたの対面は保たれる。ウクライナには復興のための特別なお金が必要だ。隣国の不安定化はあなたも望んでいないだろう。声に出せず戦争反対だった少なからずのロシア国民はこれらの提案を歓迎してくれる。あなたの支持率もさらに上がるだろう。

東部の地域では住民投票を行い自治権を得るかどうかを決めるというもの(独立やロシアへの帰属を求めるのは世界世論が許さないだろう)。それでもウクライナのロシア民族を守ったことであなたの成果となる。クリミアについて占拠する大義名分がなくなったと思うがどうか? その代わり交易の拠点としてロシアがウクライナ国内で自由に使える貿易港(物流拠点)とできるよう私からゼ大統領に提案するつもりだ。領土はウクライナのものだが、ロシアとウクライナの自由貿易特区のような存在として中東や旧東欧諸国からも人や物資が集まるようになれば両国の復興、繁栄にも一役買う。両国とも戦争で失った経済的損失は莫大なのだから。

私は組織の情報統制で孤立しているあなたを救いに来た、というのが冗談でなく本気であることがわかっただろう。実のところ現在の状況が続けばアメリカはますますその地位を固めて武器も大量に同盟国に売れるから悪くはない。しかしそれは狭い考え方だ。人やモノ、情報などあらゆるものが連鎖しているいまの社会では1国だけが利益を手に入れることは良くない。世界全体でプラスの成果を減らしマイナスの効果を増大させるので結局は誰にとっても不幸な状態となる。このことは私からあなたへもっとも伝えたかったことだ。

ウラディミール、今後はホットラインで話し合いを続けよう。アメリカにはバーボンという庶民的な蒸留酒があるしロシアにはウォッカがある。いつの日かネクタイを外してジーンズでグラス片手に話ができる日が来るといいと思っている。

貴国には貴国の流儀がある。私はあなたの政権終焉は望まない。あなたがロシア国内で再びリーダーとして国民から支持されることになればそれでいいし私はそれを望んでいる。今日の意見交換は有意義だった。また近々行えるとうれしい。

(この物語は架空の想定で、もしバイデン大統領とプーチン大統領の直接会談から事態が打開できるとしたらという会話劇です。バイデン氏の発言のみを記載しています。平和でいることがあたり前のように捉えて平和不感症となっている日本だけに、民主主義を本気で実践していくことが政治行政国民を問わず必要です)

タグ:政治経済
posted by 平井 吉信 at 14:54| Comment(0) | 物語

2022年03月26日

十文字の花弁のタチツボスミレ、白と紫のノジスミレ(勝浦町)


いつもスミレを見に行く里山に行ってみたけど時期が早くまだ芽も出ていない。
その代わり、散策路の至るところにタチツボスミレが開花していた。
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タチツボスミレはスミレよりも早いのだ。
小粒でも立ち姿は凛々しい
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(ナガバノタチツボスミレかもしれないと思ったが、タチツボスミレと判断)

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キランソウも多い
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近くの神社に立ち寄ってみると裏手の木陰にタチツボスミレが群生している。
これだけの密度での群生はあまり見たことがない。
(最初はアオイスミレかと思ったが葉は無毛である)
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そればかりか花弁が十字架のような咲き方をしている個体が多い
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水の滴る岩に咲いていた個体
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いずれもタチツボスミレ。でも雰囲気があまりに違う
タチツボスミレだけでもこんなに違う、だから自然はおもしろい

土手で見つけたノジスミレ
この付近のノジスミレはどれも白っぽいのと赤っぽいのが同じ株に混じっている。
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炬が長いのはノジスミレの特徴のひとつだがそれにしても長い
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全身が毛で覆われている
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ノジスミレもおもしろい。


タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 16:08| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2022年03月24日

何が正しいかを考えるのではなく


いまの時代にほんとうに必要な生き方というか社会のあり方を最小限の言葉で表すとしたら
「失敗を経験してそこから学ぶこと」「多様な価値観を認めること」。
その大切さは生態系を観ていてわかること。
資本主義でも共産主義でもなければ、それらを否定する独裁主義でもない。
(いまはどの国でもそのようなリーダーを待望する声が少なくないのだろうが)
ヒーローや救世主は要らない、ヒーローや救世主に頼らない、一人ひとりが主役の社会。
日本がこの30年できなかったこと。世界の国々ではそれと反対の方向へ動いていること。

多様な価値観を許さず、あるべき姿と反対のことをやり続けてきた安倍政権。
経済政策の失敗は数字に明らかだがその数字すら改ざんして隠蔽する。
プーチン大統領にすり寄ってあしらわれてしまった。
(プ氏から見ればあ氏は同類の匂いを嗅ぎつつも与しやすかっただろう)

これらに共通するのは、単一の価値観で覆い尽くす社会を理想とすること。自らの権力基盤に陶酔して当たり前の社会が見えなくなっていること。
おそらくこの犯罪(侵略)はロシア政府の敗北に終わり、プ政権も長くはもたない。

危険を顧みず意見する人々を意のままにならぬと社会から抹殺する(これは日本でも近年に行われていた)、どんな不祥事も開き直る、住民の意見を聴かず気まぐれと独断で意思決定を行い市民からノーを突きつけられる、…残念ながら身近なところにも聴く耳を持たない帝王がはびこっている。

ウクライナ人もロシア人も犠牲にしてはならない。何人たりとも平和でいられる権利がある、幸福を求める権利がある。
3月5日の投稿は現時点でも最善と考えている)。

ウクライナの人々の勇気が独裁者の夢から醒めない世界各国の人々に本質を見よと投げかけている。
資本主義でも共産主義でも独裁主義でもない別の道があることを(この三者に共通するのは住民の幸福を犠牲にしつつ国家の枠組みを悪用して非人道的かつ合法的に私腹を肥やす利権が跋扈すること)。手が届くところに未来があることに気付けと。

身近なもの、例えば食べることなどはできるだけ小さな場所で循環させる(食糧は地元や自国で調達)。文化や価値観もそう。そして人類の幸福につながる発明や道具は自由な交易で世界中の人がその恩恵にあずかれること。二酸化炭素排出抑制についても現在の枠組みや思考の外にまだまだ解決策があるかもしれない(例えばEVの普及がCO2削減につながるとの思い込みからは別の解決法は出てこないだろう)。

先日、NHKの番組配信を見るともなく見ていたら、先人の知恵で縄文時代に学ぶ趣向の番組があり、ゲストに知人が出ていた。でも彼女の発言でひとつ気になることがあった。SDGsにかけて有機野菜などを食べることを説いていた。でもそれをやると食糧の生産性や自給率が低下したり所得の低い人が満足な栄養を摂取できなくなりはしないかと疑問に思った。もちろん多国籍企業が喧伝する安全性が怪しい化学物質を使えというのは断じて違うけれど正解は有機栽培だけではないことも事実。

一見良いことのようでも単一的なものの見方から漏れていく大切なことがある。SDGsをひとことでいえば多様性(生態系)を尊重することをモノサシとしながら生物とその共有財産である地球の幸福とは何かを考えて実践することではないかと思える。

ロシア政府の蛮行はウクライナにとって過酷な試練だけれど、この惨事(失敗)から世界が学べることは大きい、学ばなければ。そしてこのことがきっかけとなって、自由で思いやりがあり多様性を尊重する社会をつくろうとする人々が世界に広がることを願っている。
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(写真は勝浦町横瀬立川のひまわり畑で撮影したものをイメージ化。ウクライナ国旗の青と空の色はCMYKで合わせている。でもこのひまわり畑はいまは存在しない)
タグ:政治経済
posted by 平井 吉信 at 23:32| Comment(0) | 生きる

庭のクロバスミレが咲いた


スミレ好きを知ったご近所からいただいたクロバスミレ(園芸種)が今朝咲いていた。
蕾が数日前にできたのは知っていたが、とうとう開花しました。

10月16日 いただいた苗を庭に定植
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10月23日 ほんなすぐにかわれへんて
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3月16日 つぼみやな
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3月19日、甲子園開幕と同じ日
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三色スミレも相変わらず
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春の七草のひとつ ホトケノザが生えてきた 裏に虫がいてうれし
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3月24日 いよいよ花の勢いが増してつややかに
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北アメリカの東海岸に自生する品種が原種のようだ。
日本のスミレとは異なる雰囲気を持っているけれど、
これはこれでええもんやな。

(フジX20、フジX-T30+XF60mmF2.4 R Macro)
タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 13:23| Comment(0) | 家の庭

2022年03月23日

スミレ探訪 3月中下旬編 南国の平地に出現したオオタチツボスミレ

その付近の里山は数歩歩くと美しいたたずまいのタチツボスミレが続々と出現して(それがありふれたスミレであっても)ときの経つのを忘れるほど。
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そんなとき事件が起こった。
(続きはCMのあとで)





それはこの場に似つかわしくないスミレだった。
どちらかといえば、北日本や日本海側に分布する種類のスミレ。
それが南国徳島の平野部に自生している。
徳島で見られるとしても少し冷涼な場所かなと思っていた。
それはオオタチツボスミレ。

背が高い。20センチは越えている。
もう少し季節が進めばナガバノタチツボスミレも20センチ程度まで背が高くなる個体はあるけれど
この時期でこの背丈は見たことがない。
葉も大きくしかも丸い。炬は白い。
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スミレの同定は難しい、とほとんどの人がいう。
ぼくも見分けられずブログで間違った同定をしているかもしれないと思う。
亜種、変種、品種、地域特性があってしかもその境界が曖昧で交雑もあるからだ。
でも数十数百数千と見てくると
細部を見ずともたたずまいの違いでぴぴっと来る。

それは大量の映像を読み込まされたAIの機械学習にも似ている。
(そうか、人間もAI(というかNI)になれるのだ。それは経験というパターン認識。その意味で機械学習ではなく機会学習。ディープラーニング、サブリミナルラーニング、ビジョンラーニングでもある。つまり未来のあるべき姿を描いていないと偽物やまがいものや恫喝に惑わされてしまう、という比喩)

いかに周辺がタチツボスミレばかりであったとしても
これはタチツボスミレではない、と言い切れる(良く見ると近傍にオオタチツボスミレはいくつかあった)。
写真を撮るのに最適な株を見定めて撮影した。
(これが北海道やら信州だとごく普通に見られるのだろう。でもこちらでありふれたナガバノタチツボスミレは逆に見つけにくいだろう。日本列島はスミレ列島)

スミレひとつをとっても自然は生態系を通して風土や紀行、そして人々の暮らしとの関わり、その推移や変遷を見せてくれるのだ。そんな小さな変化のなかに真実があるともいえる。

タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 00:54| Comment(0) | 山、川、海、山野草

スミレ探訪 3月中下旬編 シロバナタチツボスミレに囲まれたスミレ


県南部の里山を2時間ばかりスミレを求めて歩いていた。
ときどきは視線を遠くへ伸ばすと身体が伸びをしているようで気持ち良いのだけれど
路傍の足元に何があるかわからないと目を凝らしている。まるで落とし物を探すみたいに。

ある土手に差し掛かるとスミレの群落が飛び込んできた。
探す、のではなく辺り一面。
こっくりさんに化かされているのかもと思えたけれど。

凛とした紫のスミレをかれんなシロバナタチツボスミレが囲んでいる。
スミレが嬉嬉とした表情なのか、たじたじしているかは見る人しだい。
(ほら、昭和のあの人だったら、あじゃぱー、というかもしれない)
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(オトメスミレとの違いは炬が白いことで区別できる)

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だってシロバナタチツボスミレ。
こんな楚々としたスミレもなかなかお目にかかれないが、それが群落となっているんだから。
例えが適切でないが…(やめた)
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美少女に囲まれて同性の女性もたじたじ、というスミレさんの風情が感じられませんか?
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タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 00:16| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2022年03月22日

冬から春へと変わっていく(勝浦川)


水の表情と河畔の色合いが少しずつ春に変わる。
降り注ぐ光はすでに春、河畔の草木はまだ半信半疑の冬の装い。
しかし光にほだされて緑を貯え始めているに違いない。
こないだ源流に振った雨が少しだけ増水して、「どこかで春が…」の心象風景。
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posted by 平井 吉信 at 23:48| Comment(0) | 山、川、海、山野草

スミレ探訪 3月中下旬編 ノジスミレ


まちの近くの丘陵でよく見かけるのがノジスミレ。
スミレ(マンジェリカ)に似ているが、スレミにはすがすがしさを感じ、ノジスミレには親しみやすくのどかな性格を感じる。
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タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 23:40| Comment(0) | 山、川、海、山野草

スミレ探訪 3月中下旬編 アカフタチツボスミレ ナガバノタチツボスミレ


まちなかに近い山で日当たりのある道ばたや散策路沿いで徳島県内であれば大概見かけるのがナガバノタチツボスミレとアカフタチツボスミレ。
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この場所は斜面の岩肌やその棚状の場所に自生する品種が多い。
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ところ変わって徳島市南部の丘陵で見かけたナガバノタチツボスミレ。県内ではスミレよりも多い印象がある。
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阿南市内の公園で。
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いずれも都市近郊の100メートル程度の標高の場所。
そんな場所はスミレの宝庫。特にタチツボスミレの仲間にとって。
タグ:スミレ
posted by 平井 吉信 at 20:15| Comment(0) | 山、川、海、山野草