2020年12月24日

飲食店や理美容室で感染症を広げないために店ができる対策があります


飲食店と理美容室はコロナ禍で直接的な影響が出ている業種である。
徳島は全国でも感染者数は少ない方だが、
ぼくの場合でも明らかに訪問頻度が減っている。

店に入ろうとするけれど
対策ができていないな、と判断したら入店を止める。
(自作弁当を持ち歩いているのはそのためなのだけれど)

なぜなら飲食店と理美容室は数少ないマスクを取る場面だから。
もしコロナ感染症が接触感染と飛沫感染に限定されるなら
自助努力だけでほぼ100%防げると思う。
しかしWHOやCDCといった専門機関は相次いで飛沫核感染(空気感染)を否定しない見解を打ち出している。

空気感染対策は換気しかない。一に換気、二に換気、三に換気で四がHEPAフィルター付きの空気清浄器である。プラズマクラスターなどのイオンをいくら吹き出しても効果はないと考えられている(メーカーの喧伝するのは特殊な実験室で一般的な環境下ではない)。
どうしても都合などで食事をすることがあったときの食事として写真を撮ったもの。

ホテルグランドパレスの1階レストランのロータスではサラダランチをいただいた。
サラダなのに、ではなくサラダだからのこの充実感。
野菜がたっぷり食べたいときってあるよね。
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ハモ料理で有名な和食家てんすいのすしランチ
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直心庵の月代わりのそば
銀杏と小エビのかき揚げが付いている。
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店舗改装をされていたという街の食堂大地のランチ
家庭料理の良さで毎日食べたくなるのだけれど。
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飲食店や美容室の空気感染対策についてはこちらに書いた。
ビル管理法に基づく換気が基準となると考える。
空気清浄機の位置づけや仕切り板の運用法なども書いてある。
どうか、ご一読されて対策として実行してください。
客足はきっと戻る。
(コロナ以前より増える可能性すらありますから)。

飲食店での感染リスクを減らすための換気の重要性〜全熱交換器のおすすめ〜。空気清浄機は換気の補完、遮蔽板(アクリル板)による対策
https://www.odayaka-keiei.com/eat-drink-at-covid19
posted by 平井 吉信 at 00:56| Comment(0) | 防災・感染症・サイバー攻撃対策

室戸阿南海岸の初冬を迎えてシオギクの季節はじまる 外ノ牟井浜


釣り人が2人。
ひねもすのたりのたりと釣りをしている。
潮騒を聴きながら置き竿の行方を眺めている。
何を考えているのだろう、と思う。
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いや、人間はこんなときに無心になることはない。
未来を俯瞰するか、過去を振り返って感慨に浸るか、
あるいはきょうの風呂はどの入浴剤を入れようか、かもしれない。

蒲生田岬から室戸岬までの岩場にはシオギクが咲く。
特に室戸岬にはみごとな群落がある。
ここ外ノ牟井浜は岩場にある。
釣り師が地磯へ出かけるときに伝っていく場所。
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浜の南端から岩に取り付く。
釣り師は竿とクーラーボックスを運びながらここの岩場をよじ登る。
高度感はある。
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冬の陽は短い。
もう夕暮れが近づいている。
posted by 平井 吉信 at 00:18| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年12月22日

牟岐大島 出羽島を眺めるひるどき 南阿波サンライン


牟岐方面への仕事の日。
快晴の天気を見て国道55号線からそれて
南阿波サンラインを通ることとした。

約束の時間まで余裕があるわけではないので
外ノ牟井浜、第1展望台、第2展望台、明丸海岸、第3展望台を通り過ぎて
第4展望台で車を停めた。
日和佐と牟岐では牟岐に随分近い場所。

陽光が散乱するおだやかな海に浮かぶ牟岐大島
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ここの下りはいつもひゃっほーと叫ぶ
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紅葉を楽しむ場所ではないが紺碧の水を背景に浮かぶ朱色
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第4展望台には苫屋がある。正面右には出羽島
きょうはここで昼を食べる
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北東の方角には印象的な雲の流れ
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飛行機がヤシを通り過ぎる
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きょうの弁当。五分づきの米と自作梅干しは定番
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太平洋に浮かぶ島影を見つめながら米粒を噛みしめる
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そうそう、これから仕事でしたね。
posted by 平井 吉信 at 23:34| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年12月14日

海に沈む太陽を眺める気分の川辺の光景 吉野川大橋


県外の人に川に架かる橋を渡るのにどれぐらいかかりますか?と訊いてみる。
川幅にもよるけど、歩いて3分ぐらいと答えるかもしれない。

いえいえ、徳島の人は鳴門方面から市内へ入るのに川を渡る橋がありますが
時速60kmの車で68秒、
時速15kmの自転車で4分33秒、
時速4kmの徒歩で17分かかります。

それは吉野川大橋(1,137メートル)です。
海に沈む夕陽を見ているようです。

かつて阪神方面へ向かう水陸両用機が離発着していた古川橋(吉野川橋=1,071メートル)のたもと。
浮桟橋があったそうです。高度経済成長に差し掛かるオリンピック直前の頃らしいです。
川の水面を飛行場に使っていたとは。
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吉野川橋から1.4km下流に架かる吉野川大橋。
(下流に阿波しらさぎ大橋=1,291メートルが架かるまでは最長だった)
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(ご覧になっている光景は川に沈む夕陽ですよ)

でも高速バスに乗って東京関西方面から戻るとき
ああ徳島に戻ってきたと思うのです。
(橋の上を通過するときに、徳島駅まで迎えに来てもらうために携帯電話をかける光景を見ることがあります)

いまは県境を越える移動は控えておきましょう。
でも公共交通機関での感染の怖れはほとんどないことも
記憶にとどめておいていいかもしれません。
タグ:吉野川
posted by 平井 吉信 at 21:36| Comment(0) | 徳島

2020年12月13日

晩秋の海老ヶ池は色彩のつぎはぎ


海陽町での仕事を終えて海老ヶ池に向かった。
池の周囲を散策すると1時間かかるので
少しだけ歩くことにした。
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池の畔には無造作に置かれた鮮やかすぎない天然色があちらこちらにある
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人が近づくとカモの仲間が飛び立つ。
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野鳥の観測ができる身を隠す場所が設置されている
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海老ヶ池は汽水湖だが山を越えれば渚に出られる
といっても池から脇にそれて踏み跡をたどるだけ
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午後の陽は釣瓶落としに落ちていくが
昼間と夕暮れのはざまで池の水面は移ろいゆく。
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タグ:海老ヶ池
posted by 平井 吉信 at 23:51| Comment(0) | 山、川、海、山野草

快晴の海で弁当を食べる大砂海岸(海南町)


仕事ですよ。
川を見ながら弁当を食べる番組が終わって
今度は海を見ながら弁当を食べるようになりました。
(まさか)

大砂海岸は人工の渚ということは意外に知られていないかもしれない。
波打ち際に砂を入れて少し沖に砂留の岩を沈めたもの。
広がった渚には脱衣所、シャワー、トイレ、駐車場を備える。
近年はさらに沖に浮島があって釣り人が絶えることがない。
水の透明度は良好で真水なら飲めるほど、と評価されたこともある。
きょうはここで昼を食べる。
たまたま海南町で仕事があって目的地まであと5分ぐらいというところで
弁当を食べているだけ。
有機農園小七郎さんの玄米を五分づきで炊いたもの。
米だけでごちそうだけどおかずも載せてみた。
梅干しはいつもの自作のもの。
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沖に突き出す突堤はアオリイカねらいの釣り人がいつもいる。
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沖合に浮かぶは釣り用の浮島
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陽気に誘われてススキも秋の名残をとどめて揺れる
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渚へ降りてみる。真夏の青に抜ける水の色はないが
やわらかく含みがある碧を映し出す。
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名残惜しいが訪問先へと急ぐことにする。
快晴の大砂海岸はいつも待っているから。
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posted by 平井 吉信 at 00:23| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年12月09日

訪問者あり 庭のノギクに来る


晴れた朝の日課で庭のノギクを見る
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今年は去年までいたるところに来ていたテントウムシをほとんど見ない
ある日見かけたのはハナアブの集団(この日だけだった)
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(簡単そうに見えるけど近寄って飛んでいる虫を写すのはコツがいる)

カメラを小さなセンサーのフジX20に持ち帰る
華やかな色彩でノギクをとらえた
(X-T30のほうが自然な発色だがX20は記憶色に振っているようだ)
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小さなテントウムシを撮るにはこのカメラしかない。
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冬のぬくもり あたたかさ 感じたらきょうも夜中までの仕事が始まる。
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 23:28| Comment(0) | 家の庭

残照の岩肌 侘びた水辺 射し込む陽の光。石門公園(阿南市)


中国の桂林(行ったことはないが)に似た風景があることで知られる石門公園。
公園といっても売店もなければ駐車場もない。
(桑野川の河川敷周辺に停めて歩くのがいいだろう)

ゆるやかな勾配を感じつつ隠れ里のような場所に出ると
眼前がひらけて峨々たる山容が迫る。
その手前に田んぼがあるのも東アジアならでは。
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どこからアプローチするのかわからないが
愛好家がロッククライミングの練習に訪れることがあるという。

山裾を迂回する散策路をなぞっていくと川べりに出られる。
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光が差し込めてドライアイスのようだ
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竹林が河畔に壁となっているがその向こうが透けて見える
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樹根にからまれて密集感のある岸壁(あの岩稜の末端なのだろう)
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「辨天神社」と読める幟と小さな社。
ちらりと見える紅白のポストはオリエンテーリングのチェックポイント。
(常設=パーマネントコースの名残のようだ)
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昭和の時代、オリエンテーリングは各地で開かれた。
地図を頼りに地形を読みつつチェックポイントを探して歩く(走ることもある)。
こんなに愉しい競技はない。
いまはオリエンテーリングの大会が行われていると聴いたことはない。
バーチャルではなくリアルな目的物を探して自分の知恵と体力で勝負する―。
高度な知性を備えたヒトが動物的な勘やひらめきを発揮しつつ生きていることを忘れないためにも。

楓の巨木。紅葉した「もみじ」が残っている。背後に水辺を従えて妖気が漂う
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池の畔に出ると前方に狭窄部。さらに左手に岩稜。
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対岸に落ちる西日、影絵となった民家
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明治時代に描かれた絵画のようなたたずまい
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唱歌の歌詞が浮かんだ
さ霧消ゆる湊江の
舟に白し 朝の霜
ただ水鳥の声はして
いまだ覚めず 岸の家


墨絵のような色彩が似合う侘びた風景に南国の色が点在するおもしろい場所。
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タグ:阿南市
posted by 平井 吉信 at 23:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年12月05日

光の淡い色合いを楽しむ 朝のノギク


自宅の庭にいつしか咲くようになったノギク(もしかして栽培種?)を毎朝見るのが日課。
陽光を浴びながら花を見ていると時間の経つのを忘れる。
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おや、南天の実に勢いがある。夏場の天候かもしれない。
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追記
フジX-T30+XF35mmF1.4 R(中間リング「MCEX-11」使用)
レンズにもボディにも手ぶれ補正はないけれどマクロ域でもすべて手持ち撮影。
すばやいAFと機動性のある軽量な本体とレンズに加えて
上級機と比べて短いシャッターストロークで風のおさまる一瞬で切り取る。
息をするだけでピントはずれる浅い被写界深度だけど
体幹を鍛えると人間が三脚になれるかも。


透ける光のひだのような美しさ、
絹をまとったような淡い光芒などフジフイルムの独擅場。
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X-T30は良いカメラだね。

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posted by 平井 吉信 at 11:28| Comment(0) | 家の庭