2020年04月08日

コロナは防げる


悲痛な状況であっても耐えるだけ
明けない夜はない
この嵐もやがて通り過ぎる
それまで生き延びること
コロナはきっと防げる。
それには良識と決意と想像力が必要だ。

(1)良識と思いやり
・1〜2か月先までの備蓄を上限に買い占めはしない
(買い占めないことで供給側に時間軸の猶予が生まれて万遍なく行き渡ると社会全体での感染リスクが低減。買い占めないことは自分の家族を守るため)
・ある飲食店でテーブルを除菌紙で拭っていた女性がいた。その後、自分が咳き込んだが咳エチケットはなかった。自分本位では誰かが感染して自分も守れない。
・自分が感染すれば誰かを感染させる。意図的でなくてもそれを避けるのが人間。ただし感染した人を責めない、差別しない。それも人間。

(2)決意と行動
・情報を正しく整理して理解したうえで徹底的にやり抜くことを決める。
・気持ちがふさがないための自衛策を講じる。

(3)想像力と判断力
・新聞を読みながら食パンを食べるなど、新聞紙やポストにウイルスが付着している可能性を想像すればこれはできないはず。新聞が汚染されているというのではなく汚染が起こりうる可能性を考えながら行動するという意味。
・あるコンビニでは手動ドアなのに換気がまったく行われず匂いが籠もっていた。こんな場所から感染が広がっていく。おそらくドアノブなどの減菌も施していない。無知、無理解、無神経で社会は崩壊していく。

最低限必要なもの
・携帯用のスプレー(アルコールでも次亜塩素酸水でも可)もしくは減菌用ウェットティッシュ(ノンアルコールでも可)
・マスク+紙フィルター

心がける行動
・手洗い励行、帰宅後の顔洗いも忘れず。できれば鼻うがいも。
・身の回りのモノの清掃除菌(スマートフォン、キーボード、車のハンドル、ドアノブ、クレジットカード、靴、エアータオル使用禁止、外出用の衣服など)
・マスクによる他人への思いやり
→ これでほぼ防げる

入手しにくい感染予防グッズへの対応
・マスクの入手難のため再利用(不織布マスクも熱湯で煮沸して干せば何度かは再利用可能。その際にティッシュペーパーかキッチンペーパーを口とマスクの間に挟んで午前と午後で取り替える)。これでかなりのウイルスを遮断できる。煮沸して干して乾いてきたら次亜塩素酸水をスプレーしてさらに乾かす。
※科学的な根拠はありませんが、自分が実験台として実行中です。
・アルコールが入手できなければジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(入手可能)を水に溶いた次亜塩素酸水をスプレーで持参。顔に触れない意識も徹底。
・スプレー容器はPP、PEが望ましいが、見つかるまで手元の容器(PEも含めて)代用

その他
・気持ちがふさがないよう、徳島では郊外に散策に出かけることをおすすめ。
・普段できない読書や音楽を聴くこと、料理をつくることなども良し。
・スロークッカーなどを使って時間はかかるが手間のかからない調理法に挑戦してみては?

追記

飲食店経営の方、営業は止めないで。
(補償はないと思ったほうがいい)
科学的な理論武装を行って万全の対策を考え、そのことを告知して営業を続けましょう。
具体的な方策はこちらに書いています。
→ 飲食店が営業を続ける選択肢を応援したい
→ 相談にも乗っています。

タグ:マスク
posted by 平井 吉信 at 11:46| Comment(0) | 新型コロナウイルス対策

2020年04月07日

国破れて山河あり


新型コロナウイルスの蔓延は国民にとって不幸であった。
経済政策の失敗など格差社会の増長、
国民の分断促進などを生み出した失政が隠れてしまい
(国家を私物化したスキャンダルも葬られようとしている)
非常時を隠れ蓑に別の方向へ突き進もうとしているように見える。
ウイルスそのものよりももっと悪質なもの。
曇りのない目で見れば誰にでもわかるはず。

政治家はその道のプロでなければならない、と思う。
有事の際に思いつきを連発して混乱させてしまう。
マスク2枚の配布とは何のため?
数ヶ月掛けてその程度のこと?
400億円かけて届けるという。
要らないよ―。
全国民が受取を拒否するといえば取り組みをやめるか。

30万円給付とは貧困世帯がさらなる困窮に陥った際の救済策のようである。
だから大多数の世帯は関係ない。
年収400万円の人が100万円になっても対象にはならない可能性。
仮に一時金30万円をもらったところで4人の家族は生きていけない。
このやり方だと困窮している人たちは救えない反面、
悪知恵を働かせて不正に受け取ろうとする人も現れるだろう。
しかも窓口の行政機関にはこれをチェックする術はない、人員もいない。
郵送やオンラインで申請といっても窓口で訊かなければわからない、書けない。

台湾の蔡英文総統は真の意味で大臣にプロフェッショナルを任命しているので
1月最初に入国検査を行い、2月には全国民にマスクを配布でき、
いまでは世界有数のマスク輸出国となっている。
時間の経過は日本も同じだが、布製マスク2枚を400億をかけて配るそうだ。

イギリスでは患者に率先して面会していたジョンソン首相が感染して
全国民に手紙を託しICUに入院という。
国民は首相のリーダーシップに感銘して快癒を願っているという。

ドイツのメルケル首相もメッセージを知的なメッセージを寄せている。
財政健全化を主張する首相も思いきった経済対策を打つという。
https://www.mikako-deutschservice.com/post/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%AB%E7%8B%AC%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E6%BC%94%E8%AA%AC%E5%85%A8%E6%96%87

ニューヨーク州のクオモ知事は現実を直視して毎日のように州民に話しかける。
その姿にニューヨーク在住者は勇気づけられるという。
次期大統領にと望む声も出始めている。

ところ変わってとある国の政府。
これまでも支持者や特権階級には目に見えないところで大盤振る舞いを行ってきたらしい。
(巨額の補助金が大臣の親族の企業やら元大臣が着任した民間企業にばらまかれているとの噂)
仲間内で利益を共有してはかばい合い、批判するものは官僚であろうと民間であろうと失脚させてきた。
こんな政府から別の政府に乗り換えたらいい。

このような非常事態のときだからもっと冷静に、もっと大胆に、そして複雑なしくみは設計しない。
私たちは想像力を働かせて自分たちや家族を自分たちで守っていく。
(自粛するのは義務でもあるが、国に依存せず自衛していく覚悟でもある)
年収100億円の大富豪も路上生活者も同額の現金を給付すればいい。
そこに例外はなく手続きも不要。ただし所得税の累進性を引き上げればいい。

行政の事務処理、国民の「不要不急」の申請が要らない施策でなければならないだろう。
インターネットで書類をダウンロードして印刷することさえ難しい世帯は少なくない。
既存の施策にふくらし粉を付けてわかりにくいことこの上ない経済対策のオンパレード。
支援施策のメニューは多いが、どの施策がその人や企業に最適なのか答えられる人は一人もいない。

10人を雇用する温泉旅館では給与と社保込みで月に300万円必要と仮定する。
3か月休めば人件費だけで会社の預貯金から1000万円近くが減少する。
もしこの会社に300万円しかないのであれば、
役員が会社に貸し付けるか金融機関からお金を借りるしかないが、
借りたところで返すあてがないお金。
経営では人件費はとても大きい項目だ。

そこで無給で休んでもらえるよう給与所得者も自営業者も関係なく国がすべての国民に同額を給付。
(0歳児であろうと100歳であろうと、年収100億円の大富豪も無職の人にも毎月同額を給付)。

いわばコロナ対応期間限定ベーシックインカムだ。
1か月1人5万円とすると4人家族では毎月20万円を給付。
職場待機(無給)となっても切り詰めれば生活はできる。
給与を払わなくて済むのなら、元本返済を一次停止できるなら企業も持ちこたえられるかもしれない。
意外に家族が揃って時間を共有するひとときに何か良いところを感じられるかもしれない。

外国からの流通が止まるとスーパーの店頭から○○が消えたとする。
やはり自国でつくらないといけないことがようやく腹に落ちて実感してもらえる。
米、小麦、野菜、肉などをつくってくれる生産者はありがたい、
保護しなければ…と思えるようになる。
経営の大規模化や多角化はひとつの考え方で否定はしないが
環境保全型農業の価値はもっと多様でその点を評価すべきだ。
この際に食料やマスク、食品などの自給率を上げることを考えたい。

行政や民間が簡単に実行できてその成果が全国民に波及する政策こそがいまやるべきこと。
簡単なことだ。
・消費税の撤廃(既存のプログラムの税率を0%と設定するか、税抜価格=販売価格で対応できるので現場で混乱は起こらない。税率5%では煩雑になる)。
・一人月額いくらの現金支給(全国民対象例外なし、手続き不要)

これでもこぼれる人たちや特定の産業を支援する経済合理性のある施策があれば
必要最小限で追加していけばいい。

生きていればなんとかなる―。
それはそのとおりだけど、
生きていくためにはお金が必要。
この場合のお金(給付)とは生存リスクを低減するもの。
申請しないと給付しないのなら申請できない人、自発的に申請しない人、需給資格はないが不正を行う人も出てくるだろう。
コロナ禍は経済対策ではなく基本的な人権(憲法)を守ることと認識すべき。

このままだと国民はコロナではなく政府によって滅びる。
国民がいなくなって政府が生き残る国で住み続けたいですか?
政府がつぶれたけど国民が元気であれば新たな国をつくるシナリオもありますよ。
どっちを選びますか?

国破れて山河あり。
政府に民を救う意志がないのなら、
政府消えて国民あり、でいい。
生きていかないと。

posted by 平井 吉信 at 23:39| Comment(0) | 生きる

2020年04月04日

佐那河内村から神山へ桜紀行


おおげさな題を付けてしまった。
自宅から半時間程度で行ける場所であり
午後の遅い時間に出かけても夕方までに戻って夕食の支度を始められるというのに。

佐那河内村は徳島県内で唯一の村でありながら
県庁から半時間程度の距離にある。
本日時点でコロナ感染者がもっとも少ないのは島根県、鳥取県の0名
次いで香川県の2名、徳島県の3名。
徳島県の感染者は県外で感染して戻ったもの。

人口が少なく場所が広いうえ、肉魚野菜米と食材の宝庫である点がのんびりとさせている。
公的機関に行ってもマスクを付けている人は少ない。
コロナ禍を機会に移住を考えている人は四国を考えてみてはどうだろう。
(徳島に移住される際は相談に乗りますよ。公的機関ともつなぎます。ブログのコンテンツ1000以上ありますけどまず読んでみてください。起業される場合も無料で相談に乗りますから)

その際に移住では全国的に有名な自治体がいくつかあるけれど、
佐那河内村はおすすめの場所である。
広々としている、清流がある、蛍がいる、高原がある、イチゴ、スダチの産地であるなどなど。
しかも県庁まで半時間少々で着いてしまう。津波の心配もない。

段々畑に桜が植えられている光景が目に飛び込んでくる。
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村内を流れる園瀬川では蛍が見られる(特に支流の嵯峨川)
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車を降りて近くへ行こうとすると潜水橋がある。
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里山らしい風情が光に踊る
(春が見えるというのはこんな瞬間)
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佐那河内村から10分西へ走れば神山町。
ここでは鮎喰川がまちの真ん中を流れる。
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ゆうかの里という個人がつくった桜山もある。
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さて、これから米を炊こう(米を炊くのはぼくの役割。おいしい研ぎ方、炊き方教えますよ)
きょうは6分搗きに精米して。
posted by 平井 吉信 at 21:53| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2020年04月02日

アルコールが入手しづらいときの代替案


アルコールが消えた
新型コロナウイルスの破壊に一定濃度のアルコールが有効とのことで
どこでもアルコールの入手が難しくなっている。
「アルコール」と書いてあればエタノール(工業用)であろうと燃料用であろうと
ウェットティッシュであろうと片っ端から店頭から消えている。

楽天などのインターネット通販ではアルコールのジェルが法外な価格(1本5千円程度)で
「※ご納得頂けない方はご購入をご遠慮願います。」などの表示で堂々と販売されている。
何が何でもアルコールでなければ新型コロナウイルスを減菌できないと思い込む消費者心理につけ込む悪徳業者である。しかもこの製品、調べてみると小売価格が1650円でアルコール濃度が46%程度にとどまっている。
ぼったくり通販にはくれぐれも手を出さないよう。
現在でもスーパーでときどき並んでいる商品である。

国は布製マスクの配布を決めたというが
台湾では2月からマスクの国内管理を国がITを用いて行うことで
全国民にマスクを配布して国民の不安を払拭しているし買い占めも転売も起こっていない。
蔡英文総統の支持がうなぎのぼりである。

アルコールを入れる容器も不足している
アルコールの需要がひっ迫しているということは精製量の問題だけでなく
容器の生産が追いつかずボトルネックとなっているからである。
ご存知のように高濃度のアルコールを入れられる容器は限られている。
ぼくのテストでもPET容器は35度程度のアルコール濃度なら短期間では影響はなさそうだが
70%を越えるパストリーゼ77を入れたら1日で破裂してしまった。

アルコールに変わる選択肢を探す
消毒(この言葉は変に思う。除菌もそぐわない。減菌が正しいのだろう)のためにアルコールが不可欠だが、液体も容器も生産が追いつかない。
ならば、以下のものを探せば良い。
@アルコール以外の物質で安全に減菌ができるもの
A現時点でも入手が容易であるもの
B廉価であること
C容器に依存しないもの
D手荒れしにくいもの

調べてみるとそれに該当しそうなものがあった。
それは、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを無機塩で調整した粉末を水に溶かして弱酸性次亜塩素酸水をつくる粉末の活用である(商品名を書かないのは各社から販売されているため)。

塩素系漂白剤との違い
似た名称の次亜塩素酸ナトリウムはハイターなど塩素系漂白剤でおなじみである。ノロウイルスなどにも効果があるため罹患者が使用したトイレの清掃やふきんの減菌で活用されている。
希釈してドアノブなどにも用いることができるが、金属を変質させる怖れがあり拭き取りを要するなど取り扱いに注意が必要とされている。しかし次亜塩素酸水はこれと違うのである。

弱酸性次亜塩素酸水とは2009年に食品添加物に指定されたもので人体への安全性は確保されている。
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8m.pdf(厚生労働省)
アルコールで手指を減菌する場合、手荒れが気になる方もいらっしゃるだろう。
塩素系漂白剤は希釈しても手につけることは避けた方がいいが、
次亜塩素酸水は手に付けても皮膚には影響がない。
ただし行き過ぎた除菌は皮膚の善玉菌を殺傷しかねない。
(除菌を気にするあまり過度の使用による弊害、潔癖症になってしまっては元も子もない)。

手すりやドアノブなどに触れた直後に減菌できれば感染のリスクは減らせるだろう。
つまり外出したときに迅速かつ的確に手指の減菌を行えることが感染防止に役立つ。
家庭用であっても潤沢に使えないと減菌が徹底できないことがあるだろう。
廉価で入手しやすいことは不可欠である。

粉末は入手が容易で長期保存も可能
次亜塩素酸水の素となる粉末は意外に高くない。
またボトルに入れて販売しないので現在も流通に出回っている。
ぼくも地元の家電量販店の売り場で購入したが、
8袋(1袋で500ccの弱酸性次亜塩素酸水ができる)入りで1000円少々で買える。
ドラッグストアなどにも幅広く在庫されていて4月時点でも容易に入手できるはずだ。

液体(次亜塩素酸水)では日ごとに効果が落ちていくが、
粉末では長期間の保存が可能で災害時の感染予防などの備蓄にも適する。
粉末を溶かすのが面倒だからと次亜塩素酸水(液体)を購入する場合は
製造してからの経過日数(鮮度)と効能がある期間に使い切れるかどうかの吟味が必要。

また、空間除菌という効能には根拠がないことに注意。
空気清浄機(○○イオンなど)、加湿器(次亜塩素酸水使用)、ペンダントなどで空間除菌をうたっていても効果がないばかりか、場合によっては人体に悪影響がある場合がある。仮に加湿器からの蒸気に除菌効果があるとしてもそれは加湿器本体から数十センチ程度の範囲ではないか。新型コロナウイルス患者が咳をしても飛沫は2メートル程度とのこと。加湿器から重い水蒸気を発散させても近距離しか届かないはず(その証拠に加湿器は置いてある周辺が湿ったり濡れたりしている)。ペンダントに至っては詐欺まがいの製品。人々の不安につけ込む商売はやめよう。

容器の確保はどうする?
問題は粉末を購入するはいいが、容器をどのように確保するか。
弱酸性次亜塩素酸水は光を遮断する必要があることので
中味の見えない遮光ボトルが必要だ。
そこで次亜塩素酸水をスプレー容器で販売しているメーカーの製品を調べてみた
(ノロウイルスが流行したときに買ったもので容器は洗って保管していたもの)。

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手元にあった次亜塩素酸水のスプレー容器を見てみよう。
販売元は商社や卸ではなく次亜塩素酸水の製造元で直販で流通を行っている。
次亜塩素酸水は高い除菌力と安全性を兼ね備えているが、
前述のように液体では時間とともに効力が落ちていく難点があり、備蓄していても意味がない。
このメーカーでは液体は自社生産をしているが、メーカーにとっても容器の入手難があるものと推察する。
それでも数日の品切れはあるが、インターネット通販で入手できる。

家庭用(400〜500ml用)と外出用(50ml)の確保
容器にはPP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)とある。
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まずはこの液体(中味は調整した次亜塩素酸水)を買って
中味をそのままつかってみる。使い切ったら次亜塩素酸水用のボトルとして再利用する。
500mlと50mlの容器がある。
特に市場から消えているのは50ml用の容器である。
ここでは4本(次亜塩素酸水塩素水入り)が2千円前後で購入できるが、
容器単独で買ってもその程度の価格で入手するのは難しいのではないか。
50ml用 https://amzn.to/2R0IZH9


500ml用 https://amzn.to/2UTYORh

(ただし500ml 4本の次亜塩素酸水を数ヶ月で使い切れるかどうか確認をお願いします)

既存のボトルの活用
無印良品のアルカリ電解水クリーナー (400ml)も利用できる。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182554113
投稿時点(2020.4.2)で店舗も通販も在庫があるようだ。
中味入りと容器のみの2つの形態で販売されている。
ぼくは容器のみを店舗で購入した。
用途は自作の虫除けスプレーの容器として使うため。
ハッカ油+アルコール+精製水でつくるのだが、作り方は簡単。
ただしPET容器には入れられない。
自宅では蚊除けとして(ハッカの清涼感があるのも良し)、
山ではブヨなどの虫を除ける用途で使っている。
皮膚につけても安心で廉価につくることができる。

無印良品のボトルの表示は以下のとおり。
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フマキラーはスーパーで見かける製品だが、これも店頭から消えている。
フマキラーによれば新型コロナウイルスの減菌に一定の効果があるとリリースしている。
https://www.fumakilla.co.jp/new/3720/
https://www.fumakilla.co.jp/new/3725/

上記のWebの情報からは製品に記載されていないアルコール濃度も判明。
・フマキラー キッチン用アルコール除菌スプレー(アルコール濃度49v/v%)
・アルコール除菌プレミアム ウイルシャット(アルコール濃度63v/v%)
・ウイルシャット ノンアルコール除菌プレミアム(アルコール不使用)

上記の情報が正しいならば、
アルコール濃度50%でも効果があること、
ノンアルコールも同等の除菌効果があったとしている。
また、手指用とはうたっていないが、手指にかかることは想定していると書かれているので
手指用に使っても差し支えないと判断できる。

フマキラーの容器を使い終わったあと、
弱酸性次亜塩素酸水を入れておけるかどうかだが、
容器の材質については現物にもWebにも記載がない。
しかし容器は遮光性があること、
50%濃度のアルコールに耐えられる容器であることから
弱酸性次亜塩素酸水には問題がないと判断できるのではないか
(くれぐれも容器は捨てずに洗浄して再利用してください)。

手指だけではない用途
政府が布マスクを2枚配布する方針を発表した。
効果は限定的であることに加えて洗浄のノウハウが必要なことから
かえって体調不良につながらないかと懸念がある。
布マスクの再利用については専門家の助言を守って運用してください。

その際に洗い終わって乾いた布マスクの表裏両面に
次亜塩素酸水のスプレーを塗布することは有効ではないかと個人的には考えている
不織布のマスクを減菌して洗うのは難しいと思われる。
もみ洗いができないので浸け洗い、そして乾燥させるのだが
これには時間がかかる。室内干しでは雑菌が増殖する怖れがある。
だから洗わずにマスクの両面に次亜塩素酸水を噴射して天日もしくはドライヤーの熱風で乾かす。
これで数回は使えると思うのだが、いかがだろう?
(自己判断でお願いします。専門家の見解等が判明すればブログ記事を修正することがあります)。

追記
布マスクの下にティッシュやキッチンペーパーを挟む布紙ハイブリッド構造がウイルスの透過を妨げるとの情報があります。一定の根拠があると判断されます(少なくとも弊害はないでしょう)。一日に数回挟んでいる紙を取り替えるのは感染予防に効果がありそうです。


最後に2つのお願いがあります。
次亜塩素酸水(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かしたもの)は
新型コロナウイルスへの減菌効果についての検証はなされていません。
このことを理解したうえで既存ウイルスへの反応などから各自が判断してください。
新型コロナウイルス感染症への対応は人類全体の叡智と良心で当たらなければなりません。
また、不要な買い占め、転売は厳に慎んでください。

〔参考文献〕
新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有効性について((一財)機能水研究振興財団 )
http://www.fwf.or.jp/data_files/view/1707/mode:inline

亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの有機物存在下における殺菌効果及びウイルス不活性効果(論文)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsei/31/3/31_15-053/_pdf

新型コロナ 消毒・除菌ニーズ 対応待ったなし(化学工業日報Web記事)
https://www.chemicaldaily.co.jp/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%80%80%E6%B6%88%E6%AF%92%E3%83%BB%E9%99%A4%E8%8F%8C%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%80%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E5%BE%85%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%97-2/

次亜塩素酸水 手指消毒の有効性は「未確認」(2020年4月10日、毎日新聞記事)
https://mainichi.jp/articles/20200410/k00/00m/040/175000c

追記(2020年4月18日)
経済産業省は、電気分解で生成される次亜塩素酸水について
手指の消毒には効果がないとしていた当初の見解を修正。
評価を×から△とした。

「検証対象となる物資の選定について」
新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会 事務局(ナイト・経済産業省)
https://www.nite.go.jp/data/000108034.pdf

効果が持続する時間が短いとされるが
それこそが次亜塩素酸水の利点と考えている。
現在不足しているアルコールの用途のうち、
かなりの部分をコストが安く入手しやすい次亜塩素酸水が賄うことができれば
それが社会的に意義があることと考える。

手指に関しても持続時間が短いことは皮膚への影響が少ない。
(アルコールが手荒れしやすいのは皮脂を除去するため)
その代わり、費用が安いのでたっぷりと使えば良い。
減菌すれば水に戻る。
ドアノブなど汚れた箇所に触れたらまた使用すれば良いだけ。

杓子定規の基準ではなく用途を見極めれば有効との事例だろう。
次亜塩素酸水については
メーカーの品質管理や考え方にばらつきがある可能性があるかもしれない。
信頼できるメーカーの粉末を水に溶いて早めに使い切るか
鮮度の高い次亜塩素酸水を小ロットで購入して回していくか
電解水生成装置で次亜塩素酸水を生成して早めに使い切るなどの運用ができれば
アルコール生成と併せてコロナ対策に貢献するのではないかと考える。

追記(2020.4.17)
アルコールを含む各製品(商品名)のウイルス不活性効果の検証結果が発表されました。
医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス (SARS-CoV-2)不活化効果について
posted by 平井 吉信 at 12:16| Comment(0) | 新型コロナウイルス対策