2019年09月07日

濃厚トマトジュースのレモン炭酸割でからだよろこぶ


仕事で急いでいて昼食代わりにパンを食べていたら
不注意にも舌を噛んでしまった。
大したことないだろう、と思っていたら
血があとから沸き出すようで止まらない。
しかもこれから仕事、ということで
口を押さえながらときどき洗面に立ちながら
なんとか数時間を過ごしたところ。

食事ができる状態でないし、うがいをするのも気を使う。
茶を飲むのさえ舌を動かさないようにそろそろと。

そんなとき冷蔵庫に常備して助かったものがある。
それがこの組み合わせ。

★デルモンテのリコピンリッチというトマトジュース
★生協の「ただの炭酸レモン」(山形県天童市取水)
そこに蜂蜜(カナダ産、カルディ販売)を落として氷で冷やして飲んでみた。
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空腹と咽が渇いた身体に吸い込まれるように落ちていく。
おいしさだけではない、栄養と飲み応えと。
一杯数十円でこれだけの満足度はなかなか得られない。
毎日複数回飲んでいるうちに舌の出血も止まって
流動食が取れるようになった。

いまの時季はトマトが採れない。
採れていても気温が高く日射しが強いためおいしくない。
(四国では春先が旬だよね)
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だからトマトのおいしい時季に品種を選んでそのまま絞った無添加無加塩のジュースは重宝する。
1本900ccに完熟トマト28個が入ってリコピン濃度も高いとか。

まだ早いけれど、バレンタインにはトマトジュースください、と言いたくなる。

↓おいしいトマトジュース
デルモンテ リコピンリッチ トマト飲料

カゴメ プレミアムレッド 高リコピントマト50%使用(食塩無添加)

ビタミン、ミネラルの含有量
https://www.kagome.co.jp/statement/health/tomato-univ/medical/vitamin.html

トマトの出回る季節だとこんなのもいい
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トマトという野菜はまったくもって

posted by 平井 吉信 at 22:25| Comment(0) | くらしとともにあるモノ

お地蔵様と池 歴史をひもとく散策(観音寺=徳島市国府町、桜間の池、桜間神社=石井町)


徳島新聞に夜泣き地蔵の伝説の紹介記事が掲載され、その史跡が残る徳島市西部の国府町を訪ねた。
子どもが授かるようにと願をかけて
叶うと小さな地蔵を納める子授け地蔵の風習。
池のなかから鳴き声がして
池をさらって出てきた子どもの夜泣きに効果がある夜泣き地蔵。
これらの情報が交錯して
その地蔵様がどこにあるのかインターネットでも情報は得られない。
そこで目星を付けて実地踏査を行った。

鮎喰川の土手下にある地蔵尊
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確かに小さな地蔵が安置されている。子授かり地蔵かもしれない
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続いて旧道を辿って観音寺へ
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気温は35度ぐらいだが、暑さにめげずに巡礼される方が次々と訪れる 
ぼくもがらにもなく般若心経を読経(自宅の仏壇ではやっているけれど外では読まない)
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観音寺だが境内には地蔵様が何体も
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愛しまれている子どものよう
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夜泣き地蔵は古から多くの女性たちがさすることでお顔が摩滅している
子どもを思う親心、子育ての苦しみから逃れたいと思いつつもここに足を運んだ女性たち
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子どもが大切にされる社会でありたいもの。

観音寺をあとに北西へ向かうと田んぼに地蔵が見えてくる
徳島市国府町から石井町にかけては吉野川の氾濫原だったことで
洪水痕跡を記して戒めとするともに子孫の無事を願う高地蔵が祀られている
この地蔵も外の輪郭は原形をとどめないほど風化している
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地蔵から指呼の間に池が見えてきた
舌洗いの池という
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義経が上陸して平家倒幕へ北進する際に馬に水を飲ませたという
その際に井戸の名を尋ねて「勝間の井」と地元の人が答えた。
これを聞いて義経は縁起がいいと喜んだという
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もともとはここから下手の村々の水源であり
水神、弁財天、観音の神々が祀られている
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鮎喰川の伏流水が湧き出す池は地域の憩いの場となっている
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ここから北西へ上がると県道徳島鴨島線がある。
国府町から石井町に入ったあたりで飯尾川に面した桜間の池というのがある。
鎌倉時代には鏡のような静けさをたたえた池として風光明媚な場所であったという。
江戸時代の徳島藩蜂須賀家の何代目かが顕彰のために巨岩を運んで整地した。
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国土地理院の地図を見れば、飯尾川との関連が一目で分かる(実際に神社のすぐ北を流れている)。
地形的には鮎喰川に合流する飯尾川、第十堰南岸に注ぐ神宮入江川、それに江川は吉野川の分流(河跡)であることが明らか。
当時は飯尾川に蕩蕩と水が流れて飯尾川と一体となった池であり
飯尾川の分流が膨らんだ地形ではなかったのだろうか。
今日の桜間の池は直径5メートル程度の小さな池である。
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桜間神社のご祭神は木花開耶姫命である
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飯尾川からみればこんもりと盛り上がった地形が古墳のように見える。
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国府と石井は一体となった吉野川洪水地帯であり
田畑に点在する地蔵と川が流れた痕跡の上に今日の集落がある。
交通の要衝となっている国道、県道を一歩入れば別の世界が待っている。
タグ:神社 第十堰
posted by 平井 吉信 at 14:47| Comment(0) | 徳島

軽減税率ひどい状況

ここ数週間は消費税増税後のレジ対応とキャッシュレス対応をどうするかという問題に追われている。小規模事業者はそもそも必要性がないところだが、悩ましい問題が起こっている。

事例1 増税後も税込価格を据え置きを考えていた飲食店
決算書を見せていただいて、同じ条件で所得が減少する状況を再現することで次年度の参考としていただいたところ、顔色が変わった。原材料費や消耗品費には増税対象もありえるうえ2%の値引き相当の影響が深刻なことが判明。急きょ10月以降の価格改定を検討。

事例2 端数処理に困って値上げも
レジが立て込んでくると計算と釣り銭を考慮して100円単位、10円単位としている。そこで8%の税抜き価格に10%の税率を載せてみると端数が続出。そこで切り上げて端数を嫌う措置としたが、便乗値上げと言われないかと不安(店に罪はないよね)。

事例3 大手や供給元は増税前から堂々と値上げ
すでに商品によっては増税前から値上げが相次いでいる。所得は減少、値上げで家計を圧迫、さらに増税で悲鳴状態の家計が10月以降どうなるか? 消費増税時に便乗と受け取られないための防御措置かもしれないが、生活者は…。バスクリンやバスロマンなど前年度に1.5倍程度の値上げとなった商品があり、それ以後ぼくはメーカーの姿勢に疑問を感じて不買を続けている。

地方新聞にあるFPのコメントが載っていた。「増税に与える影響は家計には大きくない。むしろ長期的な視野で資産設計を」とのコメント。日々生きていくお金が足りない現状で長期的対応など取れるはずがない。なにがしかの事情があるのだろうが、このFPの顔と名前を記憶した。

事例4 増税とキャッシュレスの混同
レジ対応を迫られるのが同時となったため、両者を混同している事例多数。レジの買い換えでキャッシュレス対応ができるの誤認数多し。実はぼくにもよくわからない。そもそも方式とサービスが多すぎて。

事例5 すべて10%と見なす軽減税率対象店
テイクアウトと店内での飲食が半々のジェラート店。持ち帰り時も同じ税込価格で混乱を回避しようと目論むが、テイクアウトの客から不正に2%をもらっていることになる(解釈上は税抜き価格がテイクアウト客は高く取るということになる)。顧客からの苦情が殺到する予感。

事例6 キャッシュレス導入への躊躇
客の顔ぶれがほぼ決まっており、ほとんどの人は使っていない。それなのにあえて導入する理由がわからない。しかし10月以降は他店に流れないか不安がある。また、日々の入金がありそれで仕入も行っていたが(仕入先もほとんど現金決済)、電子決済が増えてくると月2回の振込ではATMから引き出す手間が僻地では大きい。しかも2〜3%の決済手数料が収益を圧迫する。つくれる数量が一定で売上の上限が自ずと決まっている以上、どうしようもない。

事例7 通信環境が心配
山間部でカフェを経営しているが、光インターネットは回線が来ていない。現状はADSLのみだがサービス終了が近づいている。インターネット接続が安定しない状況で決済時のトラブルが心配。ADSL経由でWi-Fiを用意したとしても客にレジでつないでもらわなければならない。
→ この声は県内の山間部等でよく聞かれる。机上でつくられた計画は地方ではそもそも使えない可能性があることを訴えたい。

技術では、FeliCa、磁気ストライプ、QRコード。支払いではプリペイドやデビットなどの電子マネーとクレジットの二方式、運用では、ICカード、おサイフケータイ、各社の専用アプリケーション(個人間送金も含む)、それにオンライン決済がある。そしてそれぞれのサービスは民間が競ってアピールし営業合戦を行っている。この状況を的確に説明できる人は1万人に1人もいないのでは?

インフラが調っていない中国で、個人の信用度を国が把握する手段のQRコード決済はセキュリティーが低い(セブンペイでおなじみ)。読み取る手間と時間がかかり、そこにスキミングなどの詐欺や回線不調、アプリケーションのハンブアップなどのトラブルが生じる怖れのあるQRコード決済を国が進めるというのは無策の極みではないか(ペイペイなどのQRコード決済には手を出さないよう。「身に覚えのない取引があった」となっても知らないよ。キャッシュレスは少なくともセキュリティが確保されたIC非接触系でいこう!)。

余談だが、セブンイレブンが一定の廃棄を推奨したり営業時間の短縮を認めないという話を聞いてぼくはnanacoカードを廃棄した。企業の姿勢を見て意志を示すことは必要ではないだろうか。ただしオーナーには罪はないので店は利用している。香港のように声を挙げていかないと大きな不正に気付かず飼い慣らされ弱らされてしまうよ。理想の未来をつくることをあきらめたらあかん。

消費がリーマンショック級に冷え込んでいる状況での増税、さらに傷口に塩を塗る軽減税率という悪法。軽減税率は消費者に利点ありとするのは表向きで現実はそのコストを消費者に転嫁してかえって消費者は気付かず割高な商品を買わされることになる。大手は対応できるが中小零細はご覧のとおり。

社会全体でどれだけムダなコストが軽減税率対策に費やされるのか、
国はどれだけ対策費用をばらまいて財政を悪化させるのか、
消費増税はいったい何のためなのか、
誰も得をしない政策を推し進めたら未来はどうなるか?

消費増税と軽減税率を推し進めたのは公明党ということを覚えておこう(政治が悪いがそれを選ぶ国民も悪い)。新聞などマスコミは軽減税率導入前の混乱に触れようともしない(新聞て食べられるんですか? 生活必需品なんですか?)。利害得失が行動原理とならないように生きていきたい。
posted by 平井 吉信 at 10:37| Comment(0) | 生きる

2019年09月01日

カラスアゲハの…


日和佐川沿いを歩いていると
湿った崖から水が湧き出し水が流れているところがある。
そんな場所は蝶の水飲み場となっている。
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カラスアゲハがいたので近寄ろうとしたが
いつものように接近戦にはならない。
(警戒心があるなしは個体による)
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それでも辛抱強く腰を下ろして動かないようにしつつも
距離を詰めていくと観察をすることができた。
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やや光量の少ない場所で光が躍っている。
蝶の羽ばたきで水彩絵の具がきらめく。
やがて羽根を止めた。
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見ていると尻から水が飛び出している。
水からミネラルを吸収しつつ余分な水を排出しているのだ。
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カラスアゲハに遊んでもらった1時間。
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タグ:日和佐川
posted by 平井 吉信 at 17:58| Comment(0) | 山、川、海、山野草

日和佐川 ミネラルヒーリング


野根川、宍喰川、海部川、牟岐川、日和佐川と続く四国東南部の川は
ダムがないから山のミネラルが海に届く。
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とある浜で泳いだ人の話では
手が届くところにイセエビやアワビがいたそうな。
地球温暖化による水温上昇で磯焼けが心配だが
それを聞いてほっとする。
(イセエビはむしろ水温上昇に強いので関係ないが)

日和佐川ではひさしぶりに集まったメンバーで同窓会をやっているよう。
(川を貸しきりして同窓会だよ)
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これはアキノタムラソウかな
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少し上流に行けば、静かな川の時間。
いつもここで本を読む(Kindleだけど)。
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ミネラルヒーリングの第三弾は日和佐川で。
ここは海部郡美波町(旧日和佐町)。
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タグ:日和佐川
posted by 平井 吉信 at 17:39| Comment(0) | 山、川、海、山野草

海部川ミネラルヒーリング イワタバコが咲いた夏


国道193号線は高松と海南町を結ぶ南北に縦断する国道で
塩江温泉→ 脇町→ 山川町→ 美郷村→ 神山町→ 木沢村→ 上那賀町→ 海南町と続く。

海部川沿いのこの道はかつて舗装していない区間があり
(いまも名残が見られるが)対向できない道だった。
でもその頃の海部川は人が少なく
特に中流には竹林に遮られた河原へと出られるこみちがあり
そこには桃源郷のような場所があって星空を見ながら火を焚いた。


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年降雨量が三千ミリを越え、平均気温が一六度以上の海部川上流の山間部には、
ニホンカモシカ、サル、イノシシが生息する。
ひとたび雨が降ると、王餘魚(かれい)谷の轟(とどろき)の滝には飛沫で近づけない。
川沿いにわずかに開けた土地に水田と集落が点在し、海まであとわずかというところでさえ、アメゴが棲んでいると地元の人が教えてくれた。

初秋の一日、川遊びをしていたら、思いがけない生き物を見かけた。
一瞬目を疑ったが、青や黄色の小さなスプーンのような熱帯魚の群れ。
海から迷い込んだのだろうか。黒潮に乗って運ばれ、故郷に帰ることも日本の冬を越すこともできない南の海の魚たち…(ここは海の水が遠く及ばない中流域である)。

四国の海がもっとも快適なのは、九月から十月にかけてである。
真夏の暴力的な陽射しはなく、渚は静けさを取り戻す。
水の透明度は格段に上がり、クラゲは岸を離れる。
依然として水温は高い。気温が凌ぎやすくなるため、むしろ水を温かく感じる。夏の名残をとどめた九月の風に吹かれて、ほんのり秋の隣の晩夏に浸る。

日焼けした腕を沢に浸す。
ぽたぽたと雫が落ちる腕からは、西瓜の匂いがした。
山からの湧き水は夏でも冷たい。沢が流れ込む水際に川海苔が生えている。

ゆらゆらりゆれゆらら────────

葉っぱが一枚、また一枚流れてきた。
流れに飲み込まれる葉っぱもあれば、流れに逆らおうとして沈んでいく葉っぱもある。流れに身も任せながらも自分で流れを選んでいるようにみえる葉っぱもある。
川は変わることなく、空からの贈り物をせっせと海に運んでいる。何も減らさず、何も付けくわえず…。
せせらぎに耳を澄ませば、やわらかなヤ行の音が聴こえる。

やあろよろ よろやろよろ やろんよろ

生命の活動によって生じるさまざまな背景音が潮が引くようにやんでしまう。風も止まる。その静けさを縫って、厭世観を感じさせる蜩の声が響きわたる。

かなかなかなかなかな
ずぃじぃずぃじぃでぃじいぇ

草むらで突然思い出したように鳴く、擦り切れる虫の声。

ちょんぎいす ぎっちょ すいっちょん

河鹿の鳴く声が川面に木霊し、星がひとつふたつ輝きはじめる頃、水面のきらめきが溶暗していく。音のない水紋が立つ夕暮れ、河童が遊ぶ川の時間…。


夜になると、テナガエビが深みから這いだしてくる。
浅瀬をヘッドランプで照らすとエビの目がオレンジに光るのだが、慣れてくると体の方が見えるようになる。
ここにいそうだ、と思うとそこにいる。先入観を持って見つけるのがこつである。
見つけたら周囲に気を配りながら、小さなエビタマを尻尾からかぶせ、網の上から指で胴体をつかむ。長い手をふりかざしてなかなか網から出ないこともある。
夜の闖入者に驚いたモクズガニが川底を移動していく。赤腹のドジョウは玉砂利に体をくねらせている。

灯に照らされた水底は、波がなければ水があることさえ忘れてしまう。川の流れは一定に見えて実は小刻みに上下し、一団の水塊が川を走っていく。底の石ころが見えたり見えなかったりするのはそのためである。昼間わからなかった川底を滑っていく透明な水の存在に感動する。いつ見てもこのときめきは薄れない。

対岸の山から木の枝の折れる音と猿の遠吠え。流木を集めた焚き火は火の粉を舞い上げ、燃えたくない竹は火に抵抗して獅子脅しとなる。
「あっ流れた!」
流れ星がひとつ、ふたつ──。

ひたひたと天の川は夏の空にたゆたい、すうっと星が流れる夜の献立は、山菜とドンコのみそ汁にテナガエビの塩ゆで、川海苔をまぶした炊き立てのご飯、そして笹をあぶったお茶。

焚き火は風に煽られて燃え盛るが、やがて火の勢いが衰える。
流木を投入する。黒い瞳に焚き火が瞬いている。
炎のゆらぎを見ているとだんだん無口になり、火の向こうに素顔が現れる。暗闇にそこだけ灯る空間、その数光年先には星夜がある。焚き火をぼんやり眺めながらまどろんでいるうちに眠りに落ちた。

 パチッパチ ザクッ
 夏はいつか終わる…

川のほとりで夢を見ていた。朝になればうるさいほどの小鳥のさえずりがあることさえ知らずに。

(「空と海」から)

海部川上流に流れ込む王餘魚谷(かれいだに)にある轟の滝を見よう。


轟神社
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滝壺へ向かう道中で龍神が祀られているようだ
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岩の裂け目から怒濤のように落ちる。
趣の深さでは他に比類するものがない。
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涼しさを感じるのではなく空間に浸るという感じ
山の恵みのミネラル水がそこかしこに飛沫を上げているのだから。
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イワタバコが濡れた岩肌で咲いている。
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天然色の山野草といいたい色合い
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飛沫に打たれながらも全身全霊で咲いている
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珍しいタニジャコウソウのようだ。息を飲む玲瓏としたたたずまい
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海部川上流の屈曲点、皆ノ瀬(かいのせ)。
ここから国道193号が合流する。
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中流に向かう赤橋と大岩は海部川有数の遊び場所
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(かつては通称赤橋だったが緑橋になっている。この岩の直下は海部川でもっとも深い淵で水深10メートルはあると思う。地元のAさんが大物アメゴをねらって釣り糸を垂れていたことを思い出す)

キャンプに最適の場所だから人気がある。レジャーランドのよう(といっても十数人)。
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3千ミリの雨と河畔林、ダムのない川が海にもたらす恩恵ははかりしれない。
これがミネラルヒーリング。
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日本に海部川がないのなら住む価値がない。
そう思って高校の頃から自転車で通っている。
タグ:海部川
posted by 平井 吉信 at 12:32| Comment(0) | 山、川、海、山野草

大砂海岸 外洋は波高し 熱帯魚と人が近い海の物語


波静かなこの入江は知られざる渚だった。
20代の頃の新聞で見かけた記憶があって
「真水なら飲めるほど」と書かれてあった。

その後、砂が運ばれ、シャワー室と駐車場が完備して
人間が愉しむには理想の状態となった。
それでもここに車を停められなくて…という状況にはならない。

ただし波静かなのが物足りない人もいる。
けれど浜の南は岩礁があって生態系観察にはうってつけ。
少し沖には砂どめの水中堤がある。
少し沖へ出ると急に深くなるので驚く人もいるが、
水中堤まで行くと干潮時には足が届くこともある。
いずれにしてもこの海岸は離岸流もなく安全な水域である。

この水中堤を超えると今度はさらに深くなる(水深5メートルぐらいか)。
ぼくはここで2時間ぐらい浮き沈みをする。
シュノーケルは使わないでコーグルだけ。
浮き輪も邪魔になるので要らない。
疲れたら顔を上に向けて浮いている。
気が向けばまた潜る。
魚が多いから見ていると楽しい。

チヌやイサギ、アオブダイ、グレ、カワハギはもちろん
名前は知らない熱帯魚がいる。
オリンパスのTG-6を買っておけばよかった)
だから夏になればここに来て海に浮いている(ときどき潜る)。
そうしていると1時間ぐらいはすぐに経つ。
浜に上がるのが面倒なときは仰向けで浮いている。
(これをミネラルヒーリングと名付けた)
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でもきょうは波がある。
波があってもこの程度なら危なくはないが
ときおり大波が来ることは覚えておこう。
外洋を見るとこのとおり。
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おだやかなときも
波の高いときもあるけど
ここがあるから徳島の南部は輝くと思っている。


posted by 平井 吉信 at 00:59| Comment(0) | 山、川、海、山野草