2019年09月13日

西日を受けて西を向いた狸は温度が上がるので


仕事が終わったその場から散策する。

巨大なたぬきの像が鎮座する公園にやってきた。
子どもの頃は国鉄小松島駅と隣接する新港公園があった場所。
いつ果てるともなく続く12両編成の列車が通るたび、
人力で踏切を上げ下げするのだ。
いつの時代?と言われそうだが
子どもの頃には蒸気機関車も走っていた。

国鉄小松島線が廃止後に広大な敷地が公園に変わった。
そこに鎮座するのがスタジオジブリの作品の主人公になった金長狸である。
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手を叩くとありがたくも狸の霊能力で滝が落ちてくるとの伝説があるが
この日は現れなかった。

西に傾いた太陽から熱波を浴びている。
彼は西日をまともに受けているので温度が上昇してセンサーが動作しないのだろう。

暑い!という声が公園の散策びとからも漏れてくる。
でも、見上げた空が夏と違うことに気付いた。
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posted by 平井 吉信 at 22:24| Comment(0) | 徳島

世界三大土柱のひとつ 阿波の土柱


といってもグランドキャニオンには及ばない。
崖といえばサスペンス。2時間ドラマがテレビから消えて久しい。
確か浅見光彦の事件もここで起こったのでは?
(藍色回廊殺人事件)

土柱へは徳島道(高速)を降りずに阿波SAに車を置いて歩いて行くこともできる。

土柱観光の拠点は土柱ランド新温泉という施設だが、
9月から新たに露天風呂が加わった。
http://dochuland.com/

公営駐車場に車を置いて遊歩道を高度を上げていくうち
西に向いた土柱が現れて正面から対面する。
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さらに土柱のある谷を迂回するように高度を上げていくと
いつのまにか土柱のある尾根に出る。
前の写真で正面に見えていた崖の上に立っている。
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ここの遊歩道には柵もなければ手すりもない。
道ばたから崖になっているのでご注意。
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この土柱を10数年追ってみたのでまとめて並べてみる。
季節も異なれば時間も違う。
それでも土柱の険しさが薄れている様子はうかがい知ることができる。

それも自然の摂理。
変わりゆくことが社会の常であるとすれば
無常が常という矛盾が社会ということになる。
つまり人の世は矛盾を抱えて生きるなかに本質がある。

風に吹かれて土柱を見れば、熱風一辺倒でない秋が忍び寄る。
posted by 平井 吉信 at 22:14| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年09月08日

森に包まれ山気が迫る朝立彦神社(徳島市飯谷町)


徳島市から勝浦町方面に行く方はご存知と思うが
県道に「朝立彦神社」の標識がある。
(読み方は「あさだてひこ」)
もしかして由緒ある神社かもしれない…。
そう思った方は多いのでは。

由来は知らない。
でもこの神社はその立地が異質である。
立派な神社だが、車や自転車でたどり着けない場所にある。

中津峰山系の東端、平石山の尾根を勝浦川に向かってたどった尾根筋にある。
その尾根は馬場のように細長い平坦な空間がある。
ただしそれは崖の上。
このような立地ゆえ、神社へは登山道を経由する。
そのために車を停める場所すらなかったが
近年は奧まで車道が延びて終点に駐車できる場所ができた。
けれどそこからは徒歩のみ。

アプローチの始まりは長柱(なごしろ)の潜水橋を渡るところから。
勝浦川中下流でもっとも秘境感漂う場所。
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潜水橋とは大水が出れば水中に潜ることで流出を防ぐとともに
最短距離で両岸をつなぐため歩行者や自転車通行車には利点がある。
県内の潜水橋で転落事故が起こったため背の低い欄干が設けられている。
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まちから来た人は不安になる細い道を上まで上がっていく。やがて分岐を左折する。ここも道は狭い。
ようやく行き着いた終点に車を停めてさっそく上がりはじめる。

神社の参道というよりは登山。周辺の森は生命感あふれる。女性がひとりでは寂しさを感じるだろう。
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やがて森に包まれて鳥居が見えてくる
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神社のある尾根は崖に囲まれている
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神社が見えてきた。ご祭神は和多津見豊玉彦命
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上がりきると西はそのまま森へと分け入っていく
東は明るい芝生。その昔は馬術の訓練に使ったのではないかと推察(馬場)。
四国では尾根に平坦な地形があるとそのように使われていたはずだから。
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南を見下ろすと勝浦川と勝浦町。
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雨乞いの祈祷が行われたとされるお亀の岩
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東の展望できる場所でおにぎりを食べるのもいい
周囲を見ながら歴史と山気を感じていたい。
(こんな神社こそ霊力あらたかではないかと思えるほど。お願いごとはしないけれど)
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posted by 平井 吉信 at 15:59| Comment(0) | 山、川、海、山野草

小松島港


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posted by 平井 吉信 at 12:36| Comment(0) | まちめぐり

仕事を終えて塩江温泉を通過中


仕事を終えて塩江温泉を通過中

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posted by 平井 吉信 at 12:33| Comment(0) | まちめぐり

夏の夕暮れの森涼み 中津峰(徳島市)


たまには写真だけで構成してもと思う。
(といいながら語っている)
夏の夕暮れに森涼みがしたくなってやってきた。
近所の山だから人が多い日中は避けて静かな散策がしたい。
たぶん頂上もめざさない。
さあ、出かけよう。

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足の長いクモ同士 もつれないかと思うが草の上のスクランブル交差点をやり過ごした
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森の小人は小鳥に似ている
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アサギマダも避暑の羽やすめ
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薄墨の帳が降りてこれから夕ご飯で一日を終えよう
タグ:昆虫
posted by 平井 吉信 at 12:27| Comment(0) | 山、川、海、山野草

静かな時間 夕暮れ前の大浜海岸(日和佐町)


仕事が終わって海を見に来た。
おやつを持ってきている。
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潮騒と散策する足音
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振り返れば松林と雲
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時間が遷ろい色が染みていく
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潮騒を貯えた身体でうちへ帰ろう
タグ: 大浜海岸
posted by 平井 吉信 at 12:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草

秋の気配、吉野川高瀬潜水橋 空に向かう橋から夢を見た


吉野川について語ってきたが、いまだにこの大河の本質を語り尽くせない。
人間社会にとっての不利な点は地勢が分断されて交通の妨げになっていること。
徳島市が四国でもっとも渋滞するのは川で分断されている水の都構造にある。
そのうえ吉野川で人口の多い県北部との行き来が制約されているのだから。
吉野川がなければ徳島の発展はなかった。その証拠に人口が密集している地域は吉野川の沖積平野なのだから。

上板町と石井町をつなぐ高瀬潜水橋が吉野川最下流の潜水橋である。
両岸とも肥沃な土がつくる県内有数の農業地帯となっている。

県西部への出張で土手を走っていて車を停めたのは予感があったから。
土手の向こうに広がるなにか―。
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そこには大海原のような大河のうねりと空に伸びる潜水橋があった。
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橋を歩き出して上流を見た。そこには海のような川があった。
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ヒバリは空高く雲は天に抜け水は悠然と歩む。吉野川下流の一大叙情詩。

追記
銀河鉄道999号は都市から空に向かって離発着するが、
徳島こそは全国で唯一の電車が走っていない県。
一度ディーゼル機関車に乗りに来てみたら?
(加速感が体感できるよ。デッキではうるさすぎて携帯電話は使えないけど)

※アマゾンプライムに加入していているが、いままで映画が見られる、音楽が聴けるなんて知らなかった。最初に見たのが銀河鉄道999。一度も見たことがなかったから、なぜ哲朗とメーテルが汽車で旅をするのか、目的や背景がまったくわからなかったしどんな終わり方を迎えるのかも知らなかった。それにしても夢がふくらんでいく作品。ゴダイゴの主題歌もいいね(CDを持っているがこれもプライムで聴ける)。子どもの頃、あの曲の音程が取れなくて歌えなかった。短い前奏から前へ前と向かう推進力、転調して回想する場面、詩曲編曲が一筆書きのようにひといきに走り出す。この曲を胸に少年たちは夢を追いかけただろうね。
posted by 平井 吉信 at 11:57| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年09月07日

高知と幡多を食べる


高知県は土佐だけでなく幡多(はた)もあることを忘れないように。
語尾も違えば言葉のアクセントも逆である。

高知駅売店で買って特急あしずりの車内で食べた龍馬弁
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駅弁にうまいものなしといわれるが、この弁当は田舎寿司をあしらいつつ、鯖の焙りずしの香ばしさでピークをつくりつつ、健康志向も両立させたもので安藤商店の会心のできばえ。おいしいだけでなく色合いもおだやかで自己主張していない。作り手の心が見えるような気がする。これまでのナンバーワン駅弁かもしれん。

大橋通り商店街で見つけたモチーフは星座をあしらっている。見つけられるかな
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中村(四万十市)に着いた夜、
びりびりのさしみ(その日の午後に上がったカツオのさしみ)。
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高知県内でも中村あたりの数店でしか食べられない。
もちもちとした食感にカツオの甘み、ぶしゅかん(幡多地方独特のスダチに似た香酸柑橘)をかけて食べる。
うまい。そしてそれは料理して数分以内がピークという足のはやさ。

川えびの唐揚げ(四万十川のテナガエビ)
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アオサの天ぷら(四万十川のアオサ海苔)
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これをふっくらかりっとが店の腕のみせどころ

天高く食欲の秋がやってきた。
四万十市の谷口さんにて(大将、とっておきをありがとう)

タグ:弁当
posted by 平井 吉信 at 23:26| Comment(0) | 山、川、海、山野草

ナスの炒め料理 


野菜が少ない時季だからナスが出回るのはありがたい。

すぐにできておいしいのがナスの炒め物。
たくさんの野菜とともにみそ炒めしたもの。
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ナスでいうと、直心庵(石井町)の9月限定「秋なすと小えびのあんかけそば〜すだち仕立て〜」がいい。
無心になって食べるというか、目を閉じて口に含むというか。
食べることは幸福感につながることを今年もっとも実感できたかも。
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せいろが普段の定番
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ロールスロイスのタクシーにバスの料金で乗っているような贅沢な感じ。
いつもありがとう。
https://jikishin-an.com/
タグ:そば すだち
posted by 平井 吉信 at 23:00| Comment(0) | 山、川、海、山野草