2017年04月29日

山の斜面にしゃがんでみると意外な発見がある一日になるかも


小さな白い花が群がっている。
ほとんどの人が目にも留めない。
でも近寄って、さらに這いつくばって
ルーペで見てみる。
白いと思えた花は瑠璃や紅を宿していた。.
(ヤマルリソウ)D7N_5047.jpg

近くではヤスデ(ミドリババヤスデ?)が地面を這っている。
足を数本失っているようだ。
なかなか美しい色をしている。
距離3センチで撮影。
(ムカデや毛虫と間違わないように)D7N_5041.jpg

春咲きリンドウ
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モモイロイワバソウ(仮称)。
このかれんな花が
安心して生きていける環境でありたい。
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posted by 平井 吉信 at 19:53| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年04月28日

スススミレ、何か用かい?と聞かれそう


山歩きをしていると、ふと出会う山野草に驚かされる。
足元の草を踏まないように歩いていると
土色に紛れて飛行機のような植物が
地上10センチに満たない場所で。
これは花だろうか?
(植物のてっぺんに顔があってもいいじゃないか)
帰宅して図鑑をめくってみる。
APG牧野、日本の野生植物(平凡社)、
ヤマケイハンディ「山に咲く花」などを見比べてみる。
特徴のある出で立ちですぐにコバイモとわかる。
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次にコバイモも種類があるようだ。
この点ではヤマケイハンディがもっとも種類が多かった。
これも素人でもわかる。
トサコバイモと同定
(間違っていたらごめん。でも気にしない。○○政権と違って社会に悪影響を与えないから)。
(名前なんかどうだっていいじゃないか。植物は爆発だ!)
(たまに手持ちの図鑑を見比べる探偵のような愉しさが味わいたくて)

すみれについてはお手上げ。
異なると思われる4種類のすみれだけど、
どれも見ても同じに見える。D7N_4563.jpg

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印象的なのは、ゼンマイとの出会い。
あいさつしているような、縄張り争いをしているような
会議をしているような、会話をしているような
威嚇しあっているような、親近感を覚えているような。
ぐいと存在感を見せつけているような、
つまり、これ、そのときの人間の感情を知る心理テストに使える。
このなかで正解は?
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植物は生存競争のなかでしのぎを削っているとしたら、
縄張り争いか存在感なんだろうけれど、
自分で生えるところを選べない運命を受け容れるとしたら
親近感かもしれない。
「おまえ、なかなかいいじゃないか」などと

ヨロコビ
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憩い
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岡本太郎してみたんだけど…。
ぼくは芸術では太陽の塔がもっとも好き。
幼い頃、雷に打たれたような感動をを覚えた。
晩年の太郎さんにお会いしたときのことは忘れない。



posted by 平井 吉信 at 21:44| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年04月27日

ヤマザクラ 新緑を従えて太陽を浴びて


桜の季節は終わっていない。
今度はヤマザクラの出番だ。
ソメイヨシノが終わって
標高の高い場所のヤマザクラが咲く頃、
芽吹いた新緑との重ねが麗しい。D7N_4824.jpg

ソメイヨシノはもちろん好きだ。
あの白い、けれどほのかな桃色の色づきをまとった花びらは
乙女のはじらいのようで、ふくよかに揺れて弾む。
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ヤマザクラは山に咲く桜で
さらに葉の輝きを添えてさらに華麗で
季節が進んだ分、光を味方にしている。D7N_4854.jpg

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優劣ではない。
山には山でしか味わえない空気感がある。
その主役はヤマザクラかも。
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posted by 平井 吉信 at 23:04| Comment(0) | 山、川、海、山野草

立川PA 立川そば復活


徳島から高知へ向かう高知道の山中にある立川PAは小さなエリアだけど、
自然度が濃厚でレイアウトが使い勝手がよく
四国のPAのなかでも好きなところ。
ここの立川(たじかわ)そばが目当てで高知出張の際は立ち寄っていたが
数ヶ月前からメニューに乗らなくなった。
(一時、製造を取りやめていたという)
久しぶりに食券に出ているので試してみた。
http://www.kochi-syoku.com/glmet/tachikawa-soba.html

麺はつなぎなしのそば粉100%。
(祖谷そばと似ている)
実は、そば粉には雑菌が多いため、
製粉の段階から菌数管理が重要である。
(製粉まで地元で行っているかいないかは不明)
出汁は以前と違うように感じる。
濁り感のない風味では麺がなじまない。
(もしかして業務用?)。
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別の機会に松山へ出張に行った際、
大街道のまろに立ち寄る。
相変わらず良い出来映え。

たぶん、そばがもっとも好きな食べ物で
次いでカレーかなと思う。
カレーは自分でそのときの気分で風味を変えてつくるけれど
そばは自分で打ったことがない。
やってみたいと思いつつも、時間と道具(場所)を整える機会がなくて。

そばを無心にすすり、目を閉じて味わう昼のひととき。
仕事に向かう足取りを軽くしてくれる。
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夜は、ロープウェイ街の入口のかどやで。DSCF7192-1.jpg

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仕事の後の親しい人との食事でなごめば、明日への活力となる。
posted by 平井 吉信 at 22:50| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ

2017年04月23日

田のあぜから空に突き抜ける 在所の小さな桜 佐那河内村


つれづれに桜めぐりの4月上旬の最後に見たものは
佐那河内村の嵯峨地区の桜。
特に桜の名所や著名な桜というわけではなく
春の新緑を愛でる道中で目に止まったもの。
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それは大きくはないけれど
田んぼのあぜに植えられて
足元に春の山野草を従え
天に向かって広げた枝が地平線に達するかのごとく
心象的無限大の構図。
けれど、集落の春夏秋冬を見つめていた桜。
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ぼくは息をするのも忘れて
桜のふもとの草むらに寝っ転がって
太陽を見上げるように
空を見上げるだけ。

今年の桜はこれでおしまい。
人は花を見て歓び
花も人に見られてうれしい。
けれど、誰も見ていない場所で咲いている桜にひかれる。

桜を見るとは
一年の限られた時季に居合わせた
何気ない日常に幸福を感じること。
桜を見るとは、
日常のなかの非日常にわくわくし
非日常のなかの日常に感謝すること。




posted by 平井 吉信 at 11:20| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年04月22日

新緑の山里 勝浦川の上流から河畔林を経てダム湖に至る


もう桜は終わるだろう。
そう思いつつも、桜を求めての旅は続く―。
などと書くのは現実と違うので。
たまたま通りがかりで記録しているだけ。

正木ダムのダム湖を美愁湖と地元では呼ぶ。
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水のほとりの桜がいい。
桜の色が水面に映えるから。
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勝浦川上流で2つに支流が出会う。
左が旭川、右が本流(上流は殿川内渓谷)。
川が落ち合う場所を落合という。
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小学校の頃、尺のアメゴを釣り上げたのは
合流点から殿川内寄りの淵と瀬が組み合わさった流れだった。

桜の河畔林を従えて勝浦川は下っていく。
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ここはダム直下の福川地区。南岸にひろがる里山のゆたかさ。
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次の年の春が来れば、同じ光景が繰り広げられる。
1年という年輪を刻んで。
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posted by 平井 吉信 at 15:22| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2017年04月20日

立江の夫婦桜 ひとやま越えれば岩脇公園の水


18番恩山寺から19番立江寺へと抜ける遍路も通る車道は
里山の面影が残るゆるやかな峠越え。
春の草花を見ながらのどかな小径をたどる遍路。
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峠を下りる途中で眼前に飛び込んでくるのは
「老いてなお仲むつまじくきそいざき」と記された樹齢百年の夫婦桜。
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肉体は足し算をしていくけれど失われていくものもあり
足し算がおかしくなって編集ミスを起こす場合もあり。
時間の経過とともにエントロピーは増大していくけれど
経験から導かれる結論は収斂されていく。
それを円熟とか老化とか呼んでいるけれど。
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樹齢百年の桜が語り掛けるのは
老いて(置いて)いくことを感傷を交えず直視せよと。
そしてそこから立ちのぼる感情を味わえと。

小松島市立江町からひとやま越えれば羽ノ浦町岩脇地区。
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かつては葦が生え繁り河童が出ると言い聞かせて
子どもを近づけなかったどんがん淵も
いまは岩脇公園として整備されている。
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どんがん淵からあふれた水は那賀川へと流れ落ち
やがて9キロメートル先で紀伊水道へと。
その水は蒸発して山へ登っていく。
水の輪廻 生老病死、
めぐる季節、ただこの春を愛でれば。




タグ: 那賀川
posted by 平井 吉信 at 22:20| Comment(0) | 山、川、海、山野草