2016年09月20日

台風過ぎて 水活きて 遡る山里に秋の気配


勝浦川 飯谷潜水橋(徳島市)
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長柱潜水橋(徳島市)
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今山橋から下流(勝浦町)
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福原大橋上流(上勝町)
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旭川(上勝町)
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県外出張がとりやめになったが
冠水した道路をいくつか横切って
県内での会議に向かう。

途中で秋が足を止めた。
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水は低いほうに流れ
草は滴を宿す。

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(フジX-E2+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS、2016.9.20)
posted by 平井 吉信 at 23:59| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2016年09月19日

まだ知らない食の作り手がいることを知って欲しい 徳島の人に(とくしま特選ブランドの可能性)


雨の三連休、県外からの観光客の集まり具合が気になって
阿波おどり会館の物産館「あるでよ徳島」に立ち寄ってみた。
http://tokushima-bussan.com/
ここには、徳島の特産品が集まっている。
他には、徳島阿波おどり空港の3階ショップ、
http://www.tokushima-airport.co.jp/facilities/
松茂のとくとくターミナルなど。
http://toku-toku.com/
それぞれ徳島駅、飛行機、高速バスとそれぞれ公共交通空港の結節点にある。

なかでも阿波おどり会館は、阿波おどりを見られることと相まって
連休中は賑わっていた。
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入口から売場へ向かおうとすると試食が行われている。
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奥には「とくしま特選ブランド」のコーナーがあった。
専門家などの試食などによって選ばれた県内を代表する逸品で
どれをとっても失望する商品はない。
http://www.pref.tokushima.jp/docs/2016062900071/

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今回はこのなかから買ってみた。

鳴門っ娘(鳳月坊)
鳴門金時を使用した和菓子洋菓子はあまた出ているが、成功例は少ない。
芋を活かせば、菓子であることの必然性が薄れ、
菓子として手をこらせば鳴門金時の必然性が見えなくなる。
そんななかで、納得できたのは多くない。
・神戸アビルテの「鳴門金時パイ」。コンビニ菓子と太刀打ちできる価格でこの水準に仕上げたのは研究熱心な作り手としかいいようがない。
いもくりタルト(プレーン)(南国製菓)。芋は黄金千貫だが、イモと栗の組み合わせをタルト生地が占めている。鳴門金時パイもそうだが、やはり食感の変化がカギとなっている。
・鳴門金時お芋さぶれ「金時のさぶ」(ハタダ製菓)。職場では個装となっていること、サブレに金時風味で手頃という着眼点が独創的。焼き菓子なので日持ちする点も買いやすい。職場みやげというジャンルと自分用のおやつを両立させている。4代目社長も力が入っているようだ。

しかしこれらは徳島県外の商品である。
(県内の菓子メーカー、がんばれ!! ハレルヤイルローザはいい線を行っている)
と感じていたここ数年、
鳴門の鳳月坊から発売されたのが鳴門っ娘
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これは鳴門金時と和三盆の正攻法でつくられたもの。
金時を強引に甘さに引き寄せないのが和三盆の意味。
一歩間違うと、ホシイモになりかねないところでバランスを探った。
ほんものの芋のミニチュアのような外観も受けたが、
それはあくまで装飾的な要素(しかし視覚に訴求する)。
そのイモの皮の部分が食味を引き締めている。
砂糖や蜜の甘さに逃げなかったところが立派。
いま徳島でみやげを買うとしたらこれが一番だろう。
おいしい玉露か、九州のまろやかな緑茶でどうぞ。
(日本語変換が難しい名前は検索で不利というところが惜しい)
http://hohgetsubo.jp/index.html

鳴門ピクルス(花れんこん)
れんこんのピクルスか?と軽く見ない方がいい。
この完成度は細やかな仕上げと作り手の感性に裏打ちされたもの。
これだけの素材を1つの袋(瓶)に凝縮するには
一つひとつの素材を最適化したうえで全体の調和を取る作業が必要。
料亭でもこれだけのものはなかなか出せないのではないか。
食感、風味、それらの変化と組み合わせの妙は根菜たちがつくる小宇宙。
http://www.naruto-mon.jp/corp/hanarenkon/
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なお、地名のついたピクルスでは
同じく地元産の素材を用いて
ていねいに手作りしているのが四万十ピクルス
季節ごとに商品が変わっていくのが特徴。
サンリバー四万十のあるね屋(四万十市中村地区)と
道の駅よって西土佐(四万十市西土佐地区)で入手できる。

夢来(三浦醸造所)
各種マスコミに取材されながら、知る人ぞ知る醸造所。
5代目自らが作付した米を使った20分以上の濃厚な米の風味のみそは
濃厚にして旨味がぎっしり。これを受けるには野菜たっぷりの具だくさんみそが合う。
長年の研究の成果が実った今回の醤油など、
自らの家族のために安心できるおいしさを磨いたもの。
醤油をおかずにご飯が食べたくなるというとわかってもらえるかも。
杜氏の手作りゆえ、量産はできず、手に入れることは難しいもの。
見かけたときに買えるだけ幸せ。
http://miura-jozo.com/

本田麺(本田製麺)
今回は試食販売を行っていた。
半田の産地で独自の麺づくりを行っており、
本田麺と名付けたそうめん、うどんを出品(試食)。
なめらかでのど越しの良さは手延べ乾めんならでは。
うどんは6分ゆで仕様。生麺ではこの風味はつくれない。
(乾めんは保存性がよく、生麺と比べてもおいしさが濃縮されており、家庭に常備しておくのがおすすめ)
全国的に人気の稲庭うどんの雄、佐藤養助商店と比べても
砕ける食感が魅力の佐藤養助商店に対し
噛み応え、のど越し、小麦の旨味で異なる価値を提供している。
これまた生産量が少ないため入手が難しい。
全国でも有数の手延べ乾めんといえるのではないか。
見かけたときに買っておこう。
http://www.hondamen.jp/

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あとは、木頭村のゆず商品(きとうむらの木頭柚子しぼりなど)、
http://kitomura.jp/siyosyo/yuzusibori.html
上勝か相生の番茶(晩茶)
美郷の天野農園の梅干しは塩としそだけで引き算の妙、
同じく美郷の東野リキュール製造場の梅酒「ホーホケキョ」はまちがいなく全国トップレベル。
(研ぎ澄まされた風味で突き抜けた世界観を持つホーホケキョはネーミングが惜しいが、風味は並ぶものがないだろう。ぼくも自分で梅酒をつくるのでわかる。ただし米焼酎35度と蜂蜜、小梅でつくるので、東野さんの売価より材料費が高い。甘みを抑えた透明な風味が売り。といっても売っていないけれど)
美馬市のみまからは辛さのなかの豊潤な旨味がいい
http://www.mimakara.com/
徳島県漁連の海苔製品などがおすすめ。
http://www.tokushimagyoren.or.jp/
本ブログでもたびたび紹介している
和田乃屋本店で滝の焼き餅を味わうこともお忘れなく(館内にも実演販売を行っているが、本店の趣をぜひ味わって欲しいので。ここから歩いていける距離)。


これらを適当に組み合わせると3千円を超え、提携駐車場が無料となる。

徳島が全国一の産地である菌床シイタケで
とびきり旨いものが食べてみたいが、現時点では見当たらない。
丸浅苑のちいたけは個性が光っている)
ホダ木の材質と水分量を減らすことがカギと思うのだが、
水分は質量の水増し効果があるためか減らしにくいのだろう。
(収量と等級が市場原理だが、サイズと収量を捨てて旨味で消費者を啓発していく役割とともに先頭を走る事業所はめざしたい。料亭や弁当店と違って家庭では大きさが揃っていなくてもまったく差し支えないのだ)
しかも水分を減らすと
生シイタケとしても保存性は良くなるように思えるのだが。
さらに決定的なのは流通(消費者の手に届くまでの日数と鮮度)をいかに短縮できるか。
菌床であれ原木であれ、
冷蔵されずに(流通の段階で仲卸などで貯蔵される場合がある)
その日採れたものを食べればシイタケに対する愛が変わってくる。
シイタケは究極の健康食品でもある。定期宅配などで鮮度を確保した
新たなビジネスモデルが考えられる(アイデアを出したのでどなたでもどうぞ)。

牛肉は地域性が出にくいもので
どちらかといえば個別の生産者の個性が地域性に勝る。
牛車の風向や牛の食事、ストレス減少や運動要素など
牛の健康をとことん追い求めて
霜降りとは別の価値の牛肉を食べてみたい。
これまでの脂身旨味至上主義と異なる
立ち位置をめざしてほしい。
時代は進んでいるのに
いまだにパワー食グルメ食の立ち位置では新たな市場は開拓できない。
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何度も書いているけれど、ぼくはグルメではない。
食をつくる人のこと、その思いについて考えをめぐらし、
つくられる環境に思いをはせ、
作り手の世界観と共鳴できたものを紹介したい。
そうしたものを発掘する際に、
とくしま特選ブランドはひとつの参考となる。

自らの思いを、SNSではなく
試食、体験、会話の3種の意思疎通を通じて地道に伝えていこう。
(販促に依存する楽天の通販モデル=胴元一人勝ち=が自社のファンをつくれないように。販促費を無尽蔵に出し続けたい人は楽天で良いが、質の高いファンをつくりたい人は自社サイトで世界観を発信し、決済は決済サイトもしくは無料モールで、新着情報はSNSというのが正解。モンドセレクションなどの権威に頼るのもファンづくりを放棄している。自ら世界観を伝えてファンをつくることが唯一の持続的なビジネスモデル)

阿波おどり会館(3千円以上で1時間提携P無料)、
徳島阿波おどり空港(1時間以内はP無料)とも
単なる県産品の寄せ集めというだけでなく、
それぞれ逸品を独自に発掘し
それらに光を当てようとしている。
観光客向けと思わないよう(ここでしか買えない県内の良い品が多い)、
県内の人こそ県内の商品を買ってみたら?



posted by 平井 吉信 at 00:45| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ

2016年09月16日

照る稲穂 窪川の田園 


窪川といえば、農作物の宝庫。
茶葉から米、野菜、畜産品に至るまで枚挙に暇がない。
いわば農作物のワンストップショッピングが可能となるまちだろう。

窪川には道の駅あぐり窪川がある。
民間の施設「ゆういんぐ四万十」もある。
(水車亭という声もある。芋けんぴよりも芋栗タルトがねらいめ)
いずれも出張の途中で立ち寄る。
それぞれ特産品を持っている。
時間がないときは、ゆういんぐでおにぎりを買う。
米の自然な旨味は、人工的な風味がかったコンビニの比ではない。

仁井田米を使っているそうだ。
注文すると、目の前でおにぎりになる。
ほとんど握らず海苔で巻くだけなのでほろほろと崩れる。

ここは四万十川まではまだ少し距離がある水田。
残照が一瞬強く立ちこめて黄金の稲田が笑った。
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ひとりぼっちの秋の夕暮れにこれほど似合う時間はない。
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posted by 平井 吉信 at 23:24| Comment(0) | 山、川、海、山野草

ヒメノボタンの里 三原村 〜 第3部 風に揺れるヒメノボタン 静かに訪れた里の秋〜


第2部から続く

南国高知では、北川村にモネの庭マルモッタンがある。
徳島からも遠くないので、何度か訪れている。

三原村の星ヶ丘公園は、規模は異なるが
池を中心に同じ嗜好の庭がある。
それは、地元の人々の不断の手入れで維持されている。
だから、大切にしよう、親しい人に伝えようと思える。

星ヶ丘には8月の下旬頃から
愛らしい薄紫の山野草が開花する。
ヒメノボタンという。
高知県出身の牧野博士ゆかりの花で
かつて田の畦などに西日本の広い範囲で見られたもの。
http://www.makino.or.jp/150th/connection.html

しかし観賞用に持ち帰る人が多く、
ほとんどの地域で絶滅してしまった。
名前からすると園芸種のようだが、土着である。
高知市から西には自生している場所があるらしい。
そのなかで地元の保全活動が奏功して
風にそよぐ群落が見られるのが三原村の星ヶ丘。

草むらでさっそく一輪見つけた。
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写真撮影には静止するのを待つ忍耐が必要だが、
さわやかな風が丘を吹き抜けていく。
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高知県西部は「土佐」ではなく「幡多」(はた)という。
高知市から距離が離れていて、言葉(抑揚)もまるで違う。
それでも太平洋をにらみつつ、海の向こうに思いを馳せるのは同じ。
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そんな土地に、牧野富太郎や森下雨村が現れ
自然との関わりが植物学や釣り文学となっていく。
不思議なのは、牧野博士の地元で固有種がいくつか見つかっていること。
植物も見つけられることを望んでいたのではないかと思えるほど。
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ヒメノボタンの秋が高知県西部の三原村にやってきた。
四国の東部に戻る前に訪れて、風に吹かれて花を眺める。
静かな初秋の午後。

posted by 平井 吉信 at 23:01| Comment(0) | 山、川、海、山野草

あなたはだあれ?


この季節になると道ばたの雑草のようなふりをして
こんな愛らしい花が咲く。
意外にのっぽの茎の先でわずかの風でも感じて揺れる。
図鑑で調べてもわからない。
だから、ずっと「ご近所さんの花」で通っている。
(花びらの大きさは1センチに満たない)
もう一度本人に尋ねてみる。

あなたはだあれ?
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答えはないのが自然界。
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9/17追記

偶然に花の名前が判明。
牧野植物図鑑で見つけた。
ハゼランという。
(欄の仲間ではない)
午後3時ぐらいに咲いて数時間しか開花しないことから
三時草とも。
明治時代に南洋から入ってきた外来種。
花言葉は、真心とか。


(ニコンD7200+AF-S Micro 60mm f/2.8G、ピクチャーコントロールはフラット)
posted by 平井 吉信 at 22:54| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2016年09月13日

まちなかの小さな店から伝わる世界観 「玄玄」の文字に込められた思い 伊予西条にて


まちなかには、さまざまな価値観(店舗)が
暮らし(民家)の間で存在感を放っている。
農業では、単一の作物を大規模でつくるやりかたが
日本には合わないように
商業集積や商店街(場所に寄るが)には収まらない様式があるように思う。
それは、暮らしに寄り添っている、というメッセージ。

ここは、西条市の民家が多い地区。
近くに市役所や商店街もあるが、少し距離は離れている。
ふと通りがかって気になったが通り過ぎた。
仕事の打ち合わせを終えて、また店の前を通りかかった。
Pの文字が眼に止まってクルマを停めた。
(小さくても駐車場はありがたい)

なぜ、立ち止まったか?
店のたたずまいに惹かれたから。
「玄玄」と書かれたのれんが目に止まったから。
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店舗デザイナーによる(ありふれた)和モダンとは違う。
そこは生活空間の趣を残しているが、
演出された「こだわりの空間」を避けている。
その一方で、自然食品にありがちな敷居の高さはない。
そもそも「自然食品」のように
哲学が前面に押し出されたものは広がりにくい。

小さな店内のペンダントの灯りがおもてなし。
漆喰の壁がほんのりと反射してやわらかな光を回す。
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半分区切られた隣は精米室。
おそらく玄米を選別できる色彩選別機を入れられているのだろう。
(うちも毎日自宅で精米して七分づきで食べている)

そのとき、ベビーカーを押した女性が小さな店内に来店された。
「探しているものがありそうだったので」
初めて来店された方のようで
子どもさんの健康を気遣われているのだろうと思った。
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店内には、玄米おむすびと玄米パンがある。
時間が差し迫っていたのでパンを2つ買って、
店主の方と名刺交換をして退店。
(女性のお客様はお買い物の相談があるだろうと察したので)

さらに別件の仕事を終えて徳島へと帰路に就きながら空腹を覚えた。
SAで停めて「プレーン」と書かれたものを食べてみた。
オーブンで外側をしっかり焼くとおいしいと添えられているが
(高温で短時間というニュアンスと受け止めた)
ぼくはそのままで半分だけ食べてみた。
食べる前から風味が伝わってきたから。
そのまま食べたら、じんわりと来るものがあった。

税込160円の胚芽玄米パン(プレーン)から
穀物の甘みと旨味がしみ通るように湧き出している。

帰宅後に半分をかりっと焼いてみた。
香ばしさと食感の両立で万人向きのおいしさである。
けれど、焼かずに食べても
お店の主張が濃厚に感じられる(この甘みのにじみだしがいい)。
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材料を見ると、玄米ごはん、玄米粉、小麦(国産)、イースト、塩、米胚芽とある。
表示とは含有量の多い順に書くルールだが、砂糖が入っていない。
(コンビニの食パンなら、砂糖がもっとも多く含まれているよ)
卵、牛乳、バターが使われていないことで
穀物本来の姿が見えた、ということだろう。

米離れが進むなか、老舗の米屋さんが
玄米に注目し、玄米のおいしさをどのように引き出すかを考えて
おにぎりとパンをつくった。
おにぎりは冷凍であり、パンはアルコールを封入した密閉袋で賞味期限が長い。
(ぼくの購入したパンは、二週間以上先であった。それでも、買ってから早めに食べるのがおいしいだろう)。

かんこめさんを見ていると、小さなお店の取るべき戦略が見えてくる。
・老舗の米屋の専門性を活かし「玄米」をキーワードに素材そのものの安全やおいしさを確保。
・玄米として販売するが、一般の人は玄米を扱い慣れていない(食べ慣れていない、おいしい食べ方がわからない)。
・そこで急速冷凍のおにぎりと玄米パンを開発。しかも賞味期限が長い。
・「玄米」や「自然食」にありがちな哲学的な要素を排除(=敷居の高さ、世界観の押しつけ)
(それでも玄米=健康という連想ゲームは働く)
・誰にでもわかる「おいしさ」で伝えようとした。
・これでご近所に伝わる(地元商圏へのアピール)
・「玄玄」はシンプルなメッセージ。
・賞味期限を長く取れたことで商圏(販売可能日数、家庭内保存日数)が拡大。
・まとめて購入できるので送料のデメリットが薄れてインターネット販売も可能となった。

キーワードは、地元密着と商圏の拡大。
玄米の価値をわかりやすく伝える世界観の構築と、
(玄米が広がらなかった理由を突き止めて解決)
店舗とオンラインの連動。
専門性を磨き上げて強みとしたことが原点である。
(店舗があるから根っこがある。インターネットでは専門性に共感するファンを広く求めることができる)
もちろん、そこには店主の思いがあってこそ。


西条では甲さんでそばをいただくことが定番となっている。
西条そば 甲(きのえ)http://saijosoba-kinoe.com/
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玄玄さんも新たな定番となった。
http://genmusu.com/
今度立ち寄る機会を楽しみにしている。
(今度はおにぎりも!)

(フジX20 プロネガスタンダードで撮影)


追記

商店街の衰退は暮らしに寄り添わなくなったから。
そう考えると、徳島市の新町西地区の姿が見えてくる。
非日常のイベントや大規模施設で「集める」のはなく、
日常で人が「集まる」場をどうつくるか。
雑多な個性、尖った個性を受け容れるけれど
品質は水準以上を仲間同士で相互にチェックして確保、
店主のひとりよがりを排除。
(月に1回の定例会または飲み会で)
そうすることで、誰でも来られる場を提供する。
(商業だけに限らないけど)
いまの徳島にそんな場所は一箇所もないでしょう。
思いを持って戦略を実行する方々から学べることは多い。

タグ:愛媛 そば 西条
posted by 平井 吉信 at 12:12| Comment(0) | まちめぐり

2016年09月11日

ヒメノボタンの里 三原村 〜 第2部 モネが夢見たスイレンの世界 星ヶ丘公園


第1部から続く

梅の木公園を過ぎると三原村へと入る。
すでに体内時計が三原村時間に変更されているので
あっという間に村の中心部に着いてしまう。

とにかく写真をご覧ください。
曇りがちな空が一瞬晴れると池のすみずみが極楽絵図のようだ。
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このベンチに座って2時間ばかり池を眺めたり散策したり。
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(ここまでがフジX-E2+XF14mmF2.8 R、XF35mmF1.4 R、XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

ここからは望遠で。
明度の高い地中海の黄色を基調に、ほのかに黄金の色彩を宿した色は日本にはない花の色。
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波の下にも都はございますと安徳帝を諭したのは壇ノ浦だったか。
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その安徳帝が四国に落ち延びた伝説が随所にある。
先日訪れた横倉山もその場所。

ソフトクリームとしかいいようなない造形。
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モネの愛した青いスイレンはこれだったか。
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熱帯を感じるスケッチ
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もし月明かりの下だったら…
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午後の昼下がり、太陽が隠れたり顔を出したりの刹那に
水面の色彩が変移していく。
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カラスアゲハと目を合わす
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ギンヤンマの優美さは比類がない
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飽きない、このまま夕暮れまでも…。
(しかし次の予定が…)

第3部へ続く
posted by 平井 吉信 at 14:05| Comment(0) | 山、川、海、山野草