2016年06月24日

風の強い日にまちなかで蝶が舞う



風が強い週末、立ち寄ったATMからの帰路に
水浴びをする小鳥を見つけた。
こちらが視野に入っているが
1メートルまで寄っても逃げない。
それどころか、再び水に入った。
生き物は敵意を感じなければ、
生きる営みを止めないのかもしれない。

さらに帰路で蝶を見つけた。
何度も蜜を吸いながら
次々と花を彷徨う。
自宅の近くなので
カメラを取りに行った。
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羽根の一部と花が同色ということが気に入っているのだろうか
それとも蝶は色盲で微妙な色の判別はできないのだろうか?
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蝶の種類はわからない。
 → ツマグロヒョウモンでは?

(ニコンD7000+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR)

蝶は本能的に花を求めている。
シャッターの音は時間の刹那の衝動。
いまを感じて生きていく。
人も生き物も。


posted by 平井 吉信 at 22:59| Comment(0) | 生きる

2016年06月22日

雨の上がった夕刻の庭にて


雨の雫を宿した草花。
この庭は手入れすることなく
ただ放置することで
どのような草花が現れるかを観察する楽しみもある。

それが毎年顔ぶれが変わっていくのだ。
ムラサキカタバミは常連だが、それとて生える場所が違っている。
ユリはなぜ、生えてきたか?
ツユクサとムラサキツユクサはどこから侵入したか?
野菊がいつから定着して勢力を広げたかは憶えていない。

闇に溶暗する前に光を放つキキョウ
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雨に打たれても咲く
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これは今年初めて自生してきた
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調べてみると、ヒメヒオウギズイセンと呼ぶらしい。
かつて外国から輸入されて野生化したもので繁殖力が旺盛とのこと。
なぜ、これがやってきたのかを探ってみると
近くの溝に自生しているではないか。
その種子が飛んできたのだろう。

ムラサキツユクサだろうか、どのような花を咲かせるだろうか
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フジのプロネガスタンダードの設定色。忠実に黄昏に溶け込む葉を再現する。
(フジX-E2+XF35mmF1.4 R)
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開花したツユクサが。
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ツユクサとムラサキツユクサの饗宴はおもしろい

余談だが、X-E2はファームウェアの書き換えで
電子シャッターが導入されてから
格段に画質(手ぶれ)が改善した。
通常なら三脚を持ち出していた明るさや
マクロ領域で手持ちでどんどん撮れる。
(これはミラーショックを構造的に抱える一眼レフでは不可能な領域)

フランジバックが短く開口部を広く取れるミラーレスは広角レンズで有利。
それに加えて望遠でもコントラストAFとEVFでの部分拡大でピントが確認できる。
そのうえ、シャッターショックをなくすことができる。
同じ理由でマクロも操作性がいい。
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posted by 平井 吉信 at 20:42| Comment(0) | 家の庭

雨ですね


クルマの前ガラスに滴る流れを観ている。
樹木の輪郭をぼやかしながら
とどまるところがない。
絶えず変化していくさまを、ただ見つめる。
そこには楽も苦もなく
ただ流れる時間があるだけ。
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誰かが流れた跡をたどる雫もいれば
自分でそこにとどまろうとする雫もいる。
でも、次の瞬間、誰かの雫とともに流れ落ちていく。
とどまるところを知らない宇宙の現象。
そこに感情を交えることなく刹那に呼吸する。

あるがままを受け止める時間は
瞑想をせずともやってきた。


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posted by 平井 吉信 at 18:02| Comment(0) | 生きる

2016年06月19日

深山の天女 オオヤマレンゲ 水無月の剣山林道


木沢の山で人気投票を行うとすれば、どの山が上位に入るだろう。
ブナの大木のある権田山
難攻不落の平家平
福寿草の西三子山
ブナの森の天神丸、高城山
花の名峰 砥石権現
そんななかで断然人気を集めるのが樫戸丸。

風の広場から尾根沿いの登山道をたどる。
天然林のなかを快適に高度を上げていく。
山頂近くにオオヤマレンゲが咲く一角がある。
1時間少々の散策が時間のないまちびとの癒しとなっている。

スーパー林道沿いのファガスの森、
少し南へ下った四季美谷温泉では
それぞれ食事をしたり休憩することができる。

これは6月18日の記録。
登り始めると、トリカブトの群生を見ながら尾根をたどっていく。
基本的に尾根をはずさず山頂へ着くのだが
木々の花はやや盛りを過ぎている。
山野草では、登山口に近いところでタツナミソウを見かけるぐらい。
標高が1,400メートルに近づくと、フタリシズカが花穂を伸ばしている。
さらに上げると、背の高く目立つバイケイソウが白い花をつけている。
なによりもブナの木々に見とれてしまう。

スーパー林道から見えた高城山は一瞬日が射した
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風の広場からの登山道。まるで遊歩道のおもむき
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尾根を伝う散策路
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やがてブナが見えてくる
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フタリシズカが林床に点在する
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山の見通しはいい。その分深山幽谷のおもむきはないが
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苔や樹木の草に立ち止まる。そこには別の小宇宙があるから
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山頂があっけなく見えてきた
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山頂直下の森は雰囲気がある
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樫戸丸名物のダチョウの木を見つけられるかな? 登山者に大人気で写真を撮っていく場所
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オオヤマレンゲを追いかけてみよう 
この時期は虫との格闘(虫除けスプレーは効かない。サロンパスを貼るのがいいかもしれない)
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オオヤマレンゲは望遠レンズが必要だ
(ニコンD7000+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR)

帰り道、見慣れぬ花が夕暮れにたたずんでいた
あじさいの葉に派手なホタルブクロが付いているような。
夕闇にひときわあでやかに立ち尽くす。
(園芸種のように見えるが、ここは人里離れた場所なので不可解)

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曇りの空気感は天女の気高さを映し出すが
日が射してほほえむ花弁はさらにいい。
また来年を楽しみに。

(追記)
ブヨをはじめ、蚊のような虫に刺されてかゆみが止まらず。
(ダニではなく、空を飛ぶ虫。女性は長袖、ネット付の帽子をどうぞ)








posted by 平井 吉信 at 01:25| Comment(0) | 生きる

2016年06月17日

イチロー4257! 毎日変わることなく まちの食堂も


毎日変わることなく日課を過ごし
いつでも動けるように準備をしておく。
わずかな変化を見逃すことなく、たゆまず修正する。

やり過ぎてもやらなくてもその微妙なバランスが崩れるのは、
体内には数百本の骨とそれをつなぐ筋肉があり
それらを制御する伝達系等の流れと
それらの力学を支える体幹があり、
さらに精神が肉体を司るからだ。
(ぼくがナンバ歩きを会得しようとしているのは、ぶれない体幹、ぶれない精神、ひいてはぶれない生き方の秘訣が隠されていると思うから)

理性と感性がなければ
スポーツ選手も大言を吐くウドの大木と化してしまう。
だから現役を辞めてからの人生が一変する。
体育会系のノリの延長で
機能だけを磨いたスポーツ選手は短命に終わるのだ。
(スポーツも仕事も記録や報酬ではなく生き方でしょう)

その積み重ねの上に花開いた数字の重み。
数字はそれ自体よりも
背後にある目に見えないものが大切とイチローは語る。
動体視力+バットコントロール+脚力がイチローのコアコンピタンスであるが
それらを組み合わせて効果を最大限に発揮させ、
しかもそれをできるだけ長く維持させている。
(安打、打率、盗塁、守備での輝かしい成績はその結果に過ぎない)
才能と努力だけではない、生き方の根源がそこにある。
だから、ぼくは共感する。

(スポーツ選手が「自分たちの全力プレーで被災者に勇気を与えられたら…」というコメントを軽く口にする。イチローの生き方には勇気をもらえるが、本人は人に勇気を与えようとはは思ってもいないはず)。

イチローには50歳で4257を越えて欲しい。
記録のためではなく、彼が積みあげてきたもののために。

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場面は変わる。

社会が騒々しくても
日々変わることなく自らの人生を積み重ねている。

まちの小さな食堂もそうだ。
地元の老舗の洋食堂に久しぶりに行った。

磨かれた厨房に立ち、
見た目の洗練や見映えを追求するでもなく
ていねいな下ごしらえと、ていねいな調理。
日々変わることなく、積み重ねていらっしゃる気がする。

本日の日替わり定食(950円)
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コロッケ定食(1000円)
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いずれもみそ汁、ご飯が付いている。
ぼくはいつもとんかつ定食を頼むのだが、きょうは日替わりにした。
ボリュームたっぷりだが、胃袋に吸い込まれていく。
たっぷりのキャベツ、サラダがうれしい。
身体が元気になるランチとして
高齢の母もここに来るのを楽しみにしている。


お多福食堂
定休日:火曜日、土曜日



タグ:ランチ
posted by 平井 吉信 at 13:57| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ

目に見えないものを観ようとしなければ


ものごとの本質を見るためには
「何」に捕われすぎないようにしたい。
とりわけ政治家については注意深く見ていかなければならない。

不適切な行為や言動があればマスコミが取り上げるが、
その取り上げ方(見せ方)の背後にあるものに考えを巡らす。
ときの政権に対する姿勢(感度)の差異、
メディア戦術を操る大手広告代理店の存在。
それらが「どのように」見せようとしているのか。

目に見えることから目に見えない力学を読み解いていく。
立花隆さんがかつてロッキード疑獄を解明したように
表面に現れた現象から論理を組み立てつつ思考を発展させる。
(そのためには意図的に情報を遮断する時間が不可欠)

都知事の辞職までのマスコミや都民の反応は過熱気味であった。
前都知事が辞めることの可否だけに焦点が当たった。
(何者かの意図でそのように演出された気がする。何かから目を反らされたようでもあり)
異様な空気を感じる。

高級ホテルへの宿泊や公務との関連が疑わしい備品の購入は
反感を買うので庶民にわかりやすい。
法律違反であろうがなかろうが、為政者としてやって欲しくない。
(そのような姿勢で民のための政治はできない)

けれど、都民、国民にとっては失政のダメージの影響が大きいはずである。
(長期政権のあの知事はどうであったか?)

人気取りの政策、理念なき政策、不要不急な政策の実行、
悪意のある発言、社会に影響を与える言動など枚挙に暇がない。

・特定機密保護法
・安全保障法
・メディア規制の脅しの総務相の発言
(憲法違反では?)
・カネと権力の癒着
・近隣諸国との関係を悪化させる無神経な言動
(まずは関係性を改善しなければ正しい歴史認識にたどり着けないはず)
・福島の復興、原発問題
(新たな価値観に基づく客観的科学的な原発のあり方の議論が必要)
・経済政策の失敗
(いまの時代を直視して内需換気型への転換が必要)
・憲法改正の動き
(憲法を改良していくことは必要。しかし改正の意図・力学を見極めよう)

国民を守るための政治が、国民をないがしろに暴走を始めようとする。
歯止めをかけようとすると、つぶされてしまう。

国民は、個人が道を踏み外すことには容赦しない。
(不倫やパクリや使い込みは犯罪だが、いつの時代にもあるもの)
その傾向が強まったのはここ数年ではないか。
ところが政治が道を踏み外すことに寛容、無関心、もしくは気付かない。
(だから、やりたい放題)。
何をやっても変わらない無力感が個人バッシングに向かっているのかもしれない。

日常生活には変化はないように見える。
なじみのコーヒーショップや食べログの評判の店に行く限りでは。
しかし、少しずつ変化が現れていくはずである。
組織が道を踏み外すことに警鐘を鳴らそうとしていたキャスターたちが相次いで降板。
目に見えないものが少しずつ顕在化していき
気付いたときは後戻りできなくなっている。
ものごとが動くときは、誰も止められず奔流のごとく押し流していく。
戦争へ向かうときがそうだ。

政治や政党、政治家にはもはや期待していない。
さりとて、無関心になればなるほど、社会は歪められていく。
それぞれが異なる価値観を持ちつつ居場所と出番を見つけられる社会になればいい。
(言い換えれば「比べない」ということ。異なる価値観を認めるということは、共通部分に目を向けるということでしょう
そのためにできることはあるはず。
市民が良識を持って行政や政治に参画していくしくみをつくりたい。


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久しぶりの晴天に庭を見ると、それぞれに存在感を振りまいている。
今年初めて開花したキキョウ
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庭は使用済みの茶葉をふりまく以外の手入れはしない。
そうして毎年違った植物が生えてくるのを見ている。
初めてのムラサキツユクサ
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それぞれ一生懸命生きているんだね。
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社会を見て無力感を感じる日も、
庭の植物を見て心の居場所を置き換える。
木々や草花、流れる雲、水の表情、日の光、星のまたたきにはそんなやさしさがある。

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posted by 平井 吉信 at 13:14| Comment(0) | 生きる

2016年06月13日

雨に打たれる人も山野草も ジビエの日曜


四季美谷温泉へ到着。
坂州木頭川(槍戸川)は、雨のしずくを集めて翡翠色。
きょうの目当てはシカ料理を食べること。
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鳥獣害を軽減するためには、
シカを流通に載せる必要がある。
しかし、単純にシカを駆除して食べれば良いというものではなく
そこにはもう一手間二手間をかけなければならない。
その研究の試みが徳島県によってなされている。

(引用)
徳島県では、「徳島県シカ肉・イノシシ肉処理衛生管理ガイドライン」に則した処理加工施設で 適切に処理された、安全・安心なシカ肉等を「阿波地美栄・あわじびえ」と称し、「阿波地美栄・あわじびえ」と県産の食材や調味料等を使用した、地域色豊かな 料理を提供する飲食店を「うまいよ!ジビエ料理店」として認定し、シカ肉等の普及と消費拡大に取り組んでいます。シカ肉等の利活用が進むことで、 鳥獣被害の軽減と地域の活性化を図ります。
http://www.pref.tokushima.jp/chouju/jibie/

四季美谷温泉は、県内でもそのさきがけとして
中田料理長のもと、ジビエ料理を次々と開発している。
温泉に着いたのが14時前。
さっそくジビエ料理を注文。

「西三子」(にしみね)…こんにゃくのカツが付いた健康的なランチ(税込918円)。カツのソースにシカが使われている。女性におすすめ。
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「雲早」(くもそう)…シカ肉のロースのついたランチ。シカ汁もボリュームたっぷりで登山の帰りにも最適(税込1512円)
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こちらも珍味 岩茸のにぎりずし
http://infogshikibidani.blog104.fc2.com/blog-entry-199.html
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/03/2016_14572423565475.html
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四季美谷温泉のメニューの詳しい説明
http://shikibidani-onsen.com/1awajibie.html

徳島からは、国道55号〜県道24号(阿南市南島)〜国道195号〜国道193号で行くと
道幅はすべて二車線で那賀川を伴走しながら快適なドライブが楽しめる。
posted by 平井 吉信 at 16:05| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ