2016年05月09日

庭の小さな変化 鮮やかなムラサキカタバミの出現


猫の額ほどの小さな庭を毎日眺めていると
思いもかけない変化があって楽しい。
季節を問わずムラサキカタバミが、日向に木陰に出現するが
ほとんどは桃色から淡い赤紫である。

ところが、5月上旬に発見したこの個体は
それまで見たことのない赤紫系である。

シコクカッコウソウの無念を思うと
胸が痛んだ数日であったが、
雑草に宿る思いがけない生命の輝きは
心にひとときの明かりを灯す。

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中心部の色合いが複雑で万華鏡のよう。
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フジX-E2+XF35mmF1.4 Rで手持ち撮影(JPEGそのままの色再現)
(中間リング使用)
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posted by 平井 吉信 at 10:30| Comment(0) | 家の庭

2016年05月08日

初夏の海部川 ひっそりと饒舌に


70年代の青春ドラマには湘南の海があった。
学校の近くににぎやかなまちがあり、
ひとりになれる海があるという状況。

自然はそれがわかる人にとっては饒舌だ。
周囲1メートルにも小さな生き物たちの宇宙があるかと思えば
遠い眺めが視野に収まる。

広い河原があって、清冽な水が流れていて
まちから近くにある、海からも近い、JRの駅からも―。
里山ごと味わえるのが海部川の良いところ。

たくさん人が来てもすれ違うことはない河原
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鵜が水面を飛ぶ
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連休というのに誰ひとり会うことはない
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目を閉じても
目を開いても
自然はごちそうをくれる。
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初夏の海部川 2016。
自然の川は、こんな姿ということ、
目で眺めて、耳を澄ませて
手を入れて、身体ごと浸して感じてみませんか?
(宍喰からも目と花の先なので)
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写真で伝わらない水の表情は動画で


タグ:海部川
posted by 平井 吉信 at 19:00| Comment(0) | 山、川、海、山野草

かけがえのないこと 宍喰の寒茶のある暮らし そして甘みと旨味が溶け込んだ「寒茶物語」


1億総評論家が飲食店、宿泊施設、家電品を評価する時代。
自分で実際に判断すれば良いことだが、
失敗したくない、自分で判断できない人たちが
レビューを求めてネットサーフィンをする。
そこに途方もない時間が消費されている。
それを増長しているのがスマートフォン。

そこで、わかりやすいキャッチコピーとシズル感のある写真を見せ
限定などの煽りをきかせて買わせるのがマスマーケティング(楽天など)の手法となっている。
それゆえ、このようなサイトや○○○セレクションなどに登録されたものには
良いモノはほとんど見かけない。
(自分が生きていく身の回りのことは自分で実際に体験して判断しようよ)

「匠の技」「こだわりの逸品」「厳選した材料」
「有機JAS認定」「○○使用、だからこれこれ」などのフレーズを用いた商品を、
買わないようにしている。
(あくまで個人のモノサシですが)

その一方で、良いものは、なかなか浸透しない。
「○○産の○○グレードの材料を○○グラム使用して
手間のかかる○○製法でつくった逸品」といった情報はわかりやすいので
先入観(脳が味わう情報)に弱い私たちは飛びついてしまう。

星の王子様は、ほんとうに大切なものは目には見えない、という。
目に見えないことなので文字では伝えにくい。
社会にはほんの一握りだけれど、
目に見えることから、目に見えないものを推し量っていける人がいる。

目に見えることは、「何を」。
目に見えないけれど大切なことは「どのように」と定義すると、
豊かな人生とは、
「何を」ではなく、「どのように」を大切にする生き方と思う。

なぜ、それをつくっているのか?
どんな気持ちで取り組んでいるのか?
何を伝えよう、届けようとしているのか?

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徳島県最南端の海陽町宍喰(ししくい)地区には寒茶(かんちゃ)という茶がある。
山に自生している山茶を寒の時季(真冬)に摘み取って製茶していたもので、
全国的に寒茶と自称する製品はあったとしても
このような製法を見つけることは難しい。

茶が自生している宍喰の山中は
水をすくって飲めそうな清流、野根川の上流部。
携帯電話すらつながらない地区である。
そのような場所で、農薬を使わず自然に任せて生育した山茶を
わざわざ一年でもっとも寒い時季に摘み取るのはなぜか?

冬の寒さに耐える分厚い茶葉は
旨味を貯えるとともに、カフェインが少ないからである。
しかし、風味が奥に閉じ込められているので
高温の湯で抽出する必要がある(煮るという感覚に近い)。
だから寒茶は、急須に湯を注いですぐに飲んでも出ない。
やかんに煮だして、野良へ持っていて水筒代わりに飲むこともあったのではないだろうか。
地元では普段飲みのお茶として親しまれてきた。
いわば、暮らしの飲み物である(これが従来の寒茶)。

いまから数十年前、
野根川の夏を楽しみに宍喰町を訪れたとき、
キャンプ場の管理をされていた女性から楽しいお話を伺ったことがある。
山峡の地でそよ風に吹かれるような笑顔の女性は、石本アケミさんという。
そのとき、寒茶の存在を教えていただいた。
(同じ徳島県人にも知られていないのである)


生産者は70歳を越えているだろうか。
もともと、まとまった茶畑があるわけではなく
野根川に落ちる急峻な地形とも相まって
山峡の集落では効率的な生産は望めない。
それを高齢者が細々と
しかし、この茶を子どもや孫たちに伝えたいと
作業に励んでいる。
いまも、集落の高齢者が励まし合いながら寒茶の生産を続けている。

このままでは消えゆく運命にある宍喰の寒茶であるが、
東京からIターンで移住されたご夫婦が
地域と寒茶の可能性を信じて、地元の生産者を支援しつつ
寒茶の可能性を極限まで引き出した製品を開発された。
日比光則さん、裕子さんご夫妻である。

それは、寒茶の地平線を切りひらいたもので
水で抽出することもできるティーバッグ「寒茶物語」として提供されている。
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コーヒーでも水で抽出すると、まろやかな風味になることは知られている。
しかしそのために、数時間かけて抽出することが一般的である。
その抽出装置もそれぞれ工夫されている。
(私が行きつけの四万十市の喫茶ウォッチもそうである)

しかし、この製品「寒茶物語」は、水で数分で抽出できるよう茶葉を加工したもので、
オリジナルの寒茶とは異なる価値を提案している。

その風味は、茶の甘みが感じられ、飲んだあとに旨味があとを引く。
(すっきり風味のあとの名残感が飲んだ人をなごませる)
もちろん、湯で抽出してもいい。
その場合は、ウーロン茶で感じられるような、心地よい酸味が鼻腔に抜けていく。
この1杯の茶には、それを育てる自然の営みと
真冬の時期だからこそ茶葉に宿る風味を取り出したことと
寒茶のある風土と人々に共鳴して、惜しみなく支援を行ってきた思いが込められている。

寒茶物語の風味は、乳酸発酵で現在ブームとなっている阿波晩茶をはじめ、
一般的な紅茶や緑茶とも異なる風味である。
それでいて、誰が飲んでもすうっと飲める。
(個性と普遍性を高度に両立させているので、お茶に目がない人たちに味わっていただきたい)
そして、胃腸が弱い人や子ども、高齢者が飲んでも身体にやさしいのがいいところ。
(カフェインが少ないので)
真冬の茶葉に閉じ込められた旨味成分を「どのように取り出すか」を研究し
試行錯誤の末に実現できた開発者のひそかな高揚感すら感じられる。

寒茶物語は、徳島県南部の一部の場所でしか入手できない。
インターネットでの販売も検討されているようだが、
現時点では、道の駅宍喰温泉 産直市場「すぎのこ市場」(ホテルリビエラししくいの隣,道の駅宍喰)で入手できる。

facebookすぎのこ市場

ティーバッグなので飲みたいときにすぐに飲める。
けれど、わざわざ寒茶だけを味わい尽くす休日の時間も素敵。
このお茶には、ゆったりとした暮らしを楽しむきっかけが詰まっているから。
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徳島県最南端の宍喰町久尾の集落へ出かけて
野根川の清流と茶が自生する斜面を見ていただけると
寒茶に託した人々の思いが伝わってくる。
川からの薫風を感じる初夏からせみしぐれの夏、
寒茶の里を訪ねてみては?
(商品を買って産地を応援できるけど、それだけではなく直接現地を訪ねてみては?)

追記

寒茶を練り込んだ手延べ乾めんも完成した。
麺本体だけでも稲庭うどんに匹敵するおいしさである。
この麺は、つるぎ町の製麺所(本田製麺)に特注してつくられたもの。
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麺になにかを混ぜ込むことはどこでもやっているけれど
たいがいは風味よりも話題性が先行しているように思う。

ところが、「手延べつけ麺 寒茶」は、
麺だけですでに完結している世界観を持つ。

使用している国産小麦は、日比さんがかつて数ヶ月かけて
全国を訪ね歩いて見つけたものを生産者から直接購入されていると伺った。
安全安心とおいしさへの思いは深いが、そのことは売り文句として語らない。

そこに宍喰の寒茶の茶葉を使っている。
麺のゆで汁を飲んでみると
すでに寒茶の旨味が溶け込んでいる。

つけ麺は、日比さん特性の塩だれ。
(もちろん化学調味料や保存料は使用していない)
麺の風味を壊すことなく、塩で麺の甘みと旨味を引き出している。
茹でる時間は、5分程度。ゆであがりを水で締めてできあがり。
あまりにもプレーンでさりげないだけに
夏の暑さをものともしない涼しさを感じさせる。
手延べ乾めんに寒茶の旨味を閉じ込めた
この突き抜けた世界観は唯一無二のものだろう。
「手延べつけ麺 寒茶」は現代の千利休に味わっていただきたいと思う。
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手延べつけ麺は、日比さんの経営されているChannel R55が全国初と聞いている。
お店でもいただくことができるが、現在は、一時休業されているようである。
再開されれば本ブログでもお知らせしたい。


posted by 平井 吉信 at 17:46| Comment(0) | 生きる

2016年05月06日

消えていく山野草という生態資源 シコクカッコソウの場合


3年前、県西部の山域で苦労して見つけて撮影したシコクカッコソウ。
再び訪れてみると、影もかたちもない。
盗掘か、と思った(それもあるのだろう)けれど、
あのとき周囲に生えていたヒトリシズカなども見当たらない。
近くのカタクリも消えている。
犯人は、シカ?

遺伝子の視点でみれば、
この場所でしかない特徴を持っていたかもしれず。
もしそうであれば、この地球上から永遠に失われたことを意味する。
ぼくが子どもの頃、近所にも生息していたニホンカワウソもそうだ。

民有地であっても、
税金を投入してでも生態系の保全に力を尽くすべきではないだろうか。
(オリンピックをはじめ、一見大義名分を喧伝しながら、その実、関係者の懐に消えていく巨額のマネーの存在。その一方で、ほんの少額でも意義のある投資に目を向けられることは少ない。理想とかけ離れた社会の現実を直視し、政治や行政には関心を持ち続けなければ、社会は荒廃してしまう)

生態系とは、
遠い進化の記憶をいまに伝えるとともに未来から預かったもの。
2013年5月5日、在りし日のシコクカッコソウが切ない。
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タグ:カタクリ
posted by 平井 吉信 at 21:24| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2016年05月03日

徳島の春の山 薫風を感じて歩けば モモイロの桃源郷 砥石権現


ブナの森があるとして、
自宅からどのぐらいでたどり着けるかというと、
1時間少々でしょうか。
(連休といえども渋滞は皆無で人もいない。この日、この山で出会ったのは3人だけ)

春っていい。
春の山ってさらにいい。
暑くもなく寒くもなく、
鳥の声が森に響き、
陽光を透かして若葉が光を宿し
林床には春の花が紅白で競い合う。

弁当を持って歩いてみたら
どんなにかすばらしいだろう。
薫風の五月のとっても贅沢な一日。

場所は剣山スーパー林道の入口にある砥石権現。
神山町からここまで来る途中も花でむせかえる地区。
上分花の隠れ里神通蝋梅園岳人の森

人が少し手を入れて自然を見せるのもすばらしい。
あるがままの自然の散策もまた。

神山町の鮎喰川上流部のたたずまい
(徳島市内から40分ぐらいでしょうか)
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スーパー林道から見える山の稜線に桃色の切り絵
ここに行くことになるのかも(岩の上に3人いるのが見える)
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森の床は光が差し込めて明るい
見通しが良いのは森が生きている証拠
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ヤマシャクヤクはつぼみがふくらみつつ
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ブナに寄生するという植物(ヤマウツボ)
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まっすぐな気質の方とみた
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ミツバツツジがいまが盛りとこの世ならぬ鮮やかさ 
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森を歩く人は15度の仰角で森からの贈り物を受け取る
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競い合わない紅白 そこに咲いているだけでいいから
(赤はカタクリ)
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ワチガイソウ
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コミヤマカタバミ
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シコクハタザオ
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ワチガイソウ
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レンズの画角の違いを見てみよう
フジX-E2+XF14mmF2.8 R
画角の広さは背景の移し込みと被写界深度の深さに
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同じくXF35mmF1.4 R
マクロレンズのように使える標準レンズ
今回はすべて手持ち
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ニコンD7000+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
被写界深度が浅く浮かび上がる
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14o(換算21o)で背景も
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なぜ、笑顔になれる?
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サーモンピンクのこんな花が咲いているから
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いまが盛りもあれば、これから花を咲かせるのも
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申し遅れました。アケボノツツジでしょう。
この木に花が咲くと
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こうなるのでしょう
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花見は桜だけではないし
花を愛でながら食べる弁当は格別だから
アケボノツツジが見える展望台のような岩の上で
筍の炊き込みめし(山椒は腐敗防止のため)ゆで卵とトマトの弁当を
アルミの弁当箱に詰めて(もちろん手作りです)
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この木は強風で一度倒れて根が露出しながら
生きながらえている
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岩の上で盆栽のようなミツバツツジのいろどり
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苔とコミヤマカタバミの葉を午後の太陽が照らす
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ツツジを見ながらこんな稜線を歩いてみたら?
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エンレイソウ 漢字で書けば延齢草 寿命が延びる縁起のいい山野草かも
シロバナエンレイソウ
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色の違いで名前が変わる
ムラサキエンレイソウ
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カタクリやアケボノツツジと白くかれんな林床をいろどる山野草と
萌える若葉に青空をあしらってまとめてみました、というとファッション雑誌のよう。
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光が多くの人や生き物を照らすようにと祈りつつ。


追記

終の棲家やお試しでセミ田舎ぐらしがしたい人には
徳島はいいと思います。
理由はこのブログのこれまでの419の記事に綴っています。
郷土びいきではなく人生の戦略として是ではないかと。

posted by 平井 吉信 at 16:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草

たっすいがは、いかん 


高知の人には怒られるが、
日常的に(しかも無意識に)変な土佐弁と幡多弁を使うちょる。
「行ってぃきてぃもんてぃきてぃ」(宿毛)や
「ざまにえいけん」(中村)。
でも、高知の方言といっても
土佐弁と幡多弁は180度アクセントが違うし語尾も違う。
しまいにわからんようになってきゆうきに(きちょるけん)。

どこかのポスターにあった文言「たっすいがは、いかん」とある。
たっすいビールとは、気概がない味のことをいうのだと思う。
(コクがなく苦みに乏しいがキレを売りにしているあのビールのことです)

「阿波弁」では、「たっすい」の意味は少し違うけれど、
それでも肯定的な表現ではなく、愚痴をこぼすときなどに使うから
なんとなくわかる。
「がいな」「ほなけん」のように、4県でほぼ同じ意味で使われる方言や
少し意味が違っても方向性が同じの言葉で「なんとなく通じる」言葉もある。

さらには、龍馬への思慕の念から
頭が龍で胴体が馬という伝説の「麒麟」を飲むのだという珍説も。

背景はこの本に綴られている
キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)


ぼくはビールが好きではないので、
どちらの銘柄も飲まないけれど、
強いて買うのはノンアルコールの「龍馬1868」。
(高知にあやかったのではなく、料理に合わせやすい、価格が安い、副原料を使っていない本格派、それなのに100円を切る価格ということ。アルコール抜きということは食後に仕事ができるという理由もあるし、そもそもアルコールに強いのでも酔わないからアルコールなしでも同じという理由も。風味もスーパードライや一番搾りよりいいと思うよ)

日本ビール ノンアルコールビール 龍馬1865 6缶パック 350ml×24本

漢和及第(いつもの誤変換)

さて、幡多と土佐へのJRでの一コマをと。

阿波池田駅に滑り込んできた南風3号(アンパンマン列車仕様。いつもだけど)
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須崎駅に入る手前にある山肌にへばりついたメカニックな工場
(炭酸カルシウムを製造する白石工業)
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窪川から西の海沿いはくろてつ(土佐くろしお鉄道)中村・宿毛線
今回は、中村版と黒潮町版に遭遇
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中村からは高架のため車窓風景の良さと相まって快適な乗り心地
地元の方々の日常の足となっている
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翌朝は高知市内は、はりまや橋
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アーケードに吊られたフラフ 心に語り掛ける意思疎通となっている
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帯屋町を抜けて、平成27年夏に開業した帯屋町チェントロを見ながらさらに西へ
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晴天の高知城 城壁を見ながら上へ上へと
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ひろめ市場で、安兵衛の餃子を食べれば、高知人
(ビールは飲まなかったけど)
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タグ:高知 幡多 宿毛
posted by 平井 吉信 at 15:35| Comment(0) | まちめぐり

2016年05月01日

九州を東から南へと駆け足で旅をする


前頁から続く)

三崎港から臼杵港に入り、別府へ向かうと鉄輪温泉郷の湯けむり
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地獄めぐりでは、海地獄は一見の価値あり
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お約束の血の池地獄
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温泉地獄蒸しプリン(明礬地獄)
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路上の隙間から湯気が立ちのぼる鉄輪温泉郷の夜
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大分牛の鉄板焼き
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コップのフチ子さん別府バージョン
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霧のかかる金鱗湖周辺(由布院)
日本語よりは韓国語や中国語が飛び交う
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俗化が進んだ場所を避けて散策
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薄曇りに春のきざし
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川沿いの壁から湧き出る湯(大分)。
湯の個性はもちろん、食事、とりわけ自家製の米は最高評価の炊きあがり。
立地の魅力や個性だけではない、あたたかいおもてなしを感じる宿。
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九州は日の国 至るところで火山活動 四国の人間は目を奪われるだけ
長者原
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阿蘇山(撮影は2008年)
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霧島国立公園内
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竹田市入田地区の水路橋。川は岩盤を削って流れる独特の地形。
九州のナイアガラの滝も同様の成り立ちか。
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白川水源で咽を潤す人々(南阿蘇村、2008年)
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高千穂神社の夫婦杉は手をつないで三周まわると良いそうだ
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曇りの日ではあったが、高千穂峡。秘境のごとく見えて観光地
子どもの頃から一度は見てみたい場所だったから満足
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天孫降臨の神話の里は神様を身近に感じる場所(天岩戸神社)
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景色を切り取るというよりその場が発する雰囲気に呼び寄せられる感じ
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天安河原は洞穴に祀られている。暗闇にたたずむオーラは重苦しささえ漂う
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裸踊りを舞うと見てみたくなる
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この清楚で凛とした雰囲気はなんだろう。天岩戸神社のもうひとつの宮(東本宮)
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新緑とともに萌える
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大地の鼓動の蒸気と硫黄臭
日本で最初の国立公園は霧島国立公園
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えびの高原から韓国岳をめざす(2014年)
硫黄山は立ち入りが制限されることも。
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まだ雪が残る韓国岳の斜面
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氷に朝日があたるとプリズムが現れる
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韓国岳の火口
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2011年に噴火した新燃岳
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えびの高原の池は噴火の痕跡なのか
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九州の川と滝はこのようなかたちが多い
丸尾の滝(霧島温泉郷)
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天降川(鹿児島)
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霧島神宮
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龍馬とお龍が(日本で初めてといわれる)新婚旅行にやってきたのはいつのことだったか
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宮崎といえば、チーズ饅頭(小林市、宮崎市)と鳥南蛮
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鹿児島といえば、かるかん(明石屋本店)
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天文館通りのラーメン
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これまでに泊まった宿で唯一5点満点をつけたいと思った(鹿児島)
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決して表面的な満足感に終わらせないのは
コストを抑えるために過剰なサービスをそぎ落とすとともに、
地元食材の料理は背伸びをしないのに完成度が高く
工程の標準化を進めているように感じられる。
目に見えないバックヤードのマネジメントがしっかりしているから安心感がある。
顧客の意見に振り回されることなく、冷静に強みを活かし、切り捨てるところを見極めている。
(旅行評価サイトのレビューは表面的な現象の感想にとどまっているが、その背後にどのような文化やしくみがあるかを感じることができればこの宿の真価が見えてくる)。
しかもここではミニチュアではないホンモノの自然が感じられる。
露天風呂で一緒になった男性は(鹿屋市在住というご近所)
ここが最高、親戚一同で泊まりに来た、という。
そういうぼくもリピーター。

全国第2位の茶の産地 知覧茶 普段飲みにも使うことが多い
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鹿児島の最南端は起伏のある地形を縫って走る
シルエットとなって待っているのは開聞岳
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川辺川や小川(こがわ)の魅力にも触れていない。
九重山系にも足を運べていない。
九州北部にもアプローチできていない。

九州は大きい。
月日は百代の過客にして
自分の非日常と誰かの日常が出会う日々もまた旅。
だから、自分を見つめることは誰かを見つめること、
ある地域を通して国の姿を映そうとしている。
自然の持つ恵みと災いのどちらも感じつつ
災いを怖れるだけでなく、
どのようにつきあっていくかがヒトの智慧。
観光地の魅力も大きいけれど、九州の潜在的な可能性はさらに大きい。

さらに屋久島、奄美へと続く海の旅路はいつかまた。


タグ:神社 九州
posted by 平井 吉信 at 22:12| Comment(0) | 生きる