2019年07月15日

由岐駅のポッポマリンと田井ノ浜 田井川とハマボウ


JR由岐駅の二階には漁村の集落の暮らしを常設展示として見せている(無料)。
由岐といえば、いただきさんと呼ばれる魚の行商が思い出される。
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駅のホームに上り列車が滑り込んでいた。一両のワンマン列車。
(徳島には電車はないので汽車と呼ぶ)
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すると下りの列車もやってきた。
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2019年3月のダイヤ改正で阿南駅以南は便数が減少したと聞いている。
この先には海水浴の季節だけ停車する田井ノ浜臨時駅が浜に面してある。
駅を降りるとそこは砂浜というめずらしい立地で一見の価値がある。

田井ノ浜の南側は海水浴客が少ない。浜が狭くなるからと駐車場から遠いからである。
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田井ノ浜には田井川が流れ込む。田井川の畔を散策する。
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ハマボウの咲く季節
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生態系のたたずまいが好きだ。
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由岐のひとつ北の集落、志和岐(しわぎ)へ立ち寄る。
海辺に咲くのはナミキソウ。
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それぞれの場所で関連しあって生物や植物は生きている。
人間は、お金を目的としないで(手段としては重要)生きていくべきときが来ている。

posted by 平井 吉信 at 22:41| Comment(0) | 山、川、海、山野草

黄昏のひまわり(つるぎ町)


せみしぐれと入道雲を従えた強い日射しを受けて
嬉嬉として咲くという印象のひまわりだけど
夕暮れに見ると違った印象を受ける。

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種ができたひまわりとこれからの花と
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葉が大きいが花が小さい。葉の陰に隠れて咲く控えめなひまわり
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同じ場所に咲いていた
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咲き始めた花に蜜蜂が群がる
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小学生の頃、ひまわりが大好きで種を蒔いて育てた。
朝起きると庭に出てどれぐらいになったかを見るのが日課。
いまもひまわりを見ると思い出す。
黄昏どきゆえに。
posted by 平井 吉信 at 22:24| Comment(0) | 山、川、海、山野草

初夏の日、立ち寄るともなく立ち止まった場所


大宮八幡神社(佐那河内村)
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大川原高原の紫陽花(佐那河内村)
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川島潜水橋(川島町)
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posted by 平井 吉信 at 22:18| Comment(0) | 徳島

2019年07月06日

80年代の自由な風から生まれた音楽たち(二名敦子)、好きな音楽を蘇らせるために一人ひとりが政治にまっすぐ向かい合いたい


オアフ島から吹いてくる風のような「LOCO ISLAND」というアルバム。
歌っているのは二名敦子
(ウィキペディアでは「になあつこ」となっているけど「にいなあつこ」では?)
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70年代から80年代はシスコンブームもあって音楽業界は活況、
80年代に入ってアナログからデジタル(CD)の過渡期で両方が併売されていた。

高度経済成長期からさらに日本製品が世界を席巻して経済神話が確立された頃、
世界の企業ベスト10(時価総額)に日本の会社が7つ入っていた(平成元年)。
ぼくもなけなしのお金を証券会社の商品で運用しながら
ノーリスクで7%程度の運用をしていた。
(100万円預ければ1年後に107万円!。複利で利息がつく郵便局の定額貯金に10年置いておけば元金が倍近くになった。そしてあの頃の金相場は1,000円台の前半だったのでぼくにも手が出た。いまでは相場が5千円台になっている)

若者は自分の車を改造して乗り回した。
排ガス規制の余波が終わって
車がステータスとか生き方を表現するようになった頃の話。

マツダは赤のファミリアの全盛期、
町じゅうで3ドアXGを見かけた(当時からマツダのスタイリングは人気だった)。
一世を風靡したスカイライン、ケンとメリーの。
駆動方式はFFが増えていたがスターレットなどの大衆車にもFRが残っていた。
改造車両の定番であったレビン/トレノ、
友人たちも座席を後ろに下げて乗っていたプレリュードやシルビア(ナンパ車)。
トヨタから出たソアラを憧れの目で見ていた人も多いだろう。
日産のサニーベースのワゴン「カリフォルニア」は木目をドアにあしらう楽しいデザイン。
アルシオーネの失敗で出遅れていたスバルもレガシィの発売で挽回を図る。
先日、なつかしいツーリングワゴンを見かけて胸がときめいた。
身近で尊敬できる人が乗っていた車種と色だったから。

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いすずの117クーペ、ピアッツァ、ジェミニの流麗なスタイルはなんだろう(ときめくね)。
その頃のぼくは(いまもそうだが)
時流を追わず質実剛健のマリンブルーのVWゴルフに乗って
屋久島から中日本あたりを車中で寝ながら走っていた。
その後ワーゲンを卒業したぼくはスバリストとなって
WRCブルーのインプレッサに乗っていたが
それは21世紀になってからのこと。
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まちも人々も自信にあふれていたように思う。
(もう一度若い頃を過ごすとしたらインターネットやスマートフォンがなくても80年代を選びたい)

音楽業界の活況は十分な予算で楽曲の制作や録音も行われたに違いない。
80年代のアイドル、松田聖子や菊地桃子、斉藤由貴などのアルバムは
楽曲も編曲も演奏も職業音楽家の総力を結集して、
しかも肩の力を抜いてつくられたからいま聴いても高揚感がある。
そんななかで1枚だけ挙げるとしたら、
松田聖子の20歳の録音、パイナップル(1984年)。
いまの大御所たち(名前は挙げるのは憚られるが)も
才能が枯渇しない(おっと)70年代後半から80年代がもっとも輝いていた。

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20世紀の終わりもあと2か月を切った頃、
発売された1枚のシングルにぼくは釘付けとなった。
飾らない声、胸を締め付ける等身大の詩の世界観、
素人には歌えないような不思議なコード進行、
さりげない、なのに何度もリフレインされるメッセージ。
この水準の楽曲ってその後の20年=2019年になっても出ていないよね。
それは、aikoの「カブトムシ」。

80年代はサウンド志向で
アイドルすら意欲的な実験が行われた時代だけど、
二名敦子は特に強い個性があるわけでない。
でも、風を受けて海を走るときにいつもカセットでかけていた。
70年代のようなメッセージ性は時代が求めたもの。
(それもよかった。優劣ではなく時代が求めるものが違っていただけ)
80年代は自分の場を心地よくしてくれる役割に変化して
リズムやグルーブ、編曲に力を入れたサウンド志向になっていった。
これは日本だけでなく外国もそうだったと思う。
(TOTOの4枚目などは特にそうだった)
また、クリストファー・クロスなどのAORもその流れで出てきたと思う。
日本ではシティ・ポップスとして数え切れないアーティストが存在したのもこの頃。

二名敦子ではロコアイランドが特にお気に入り。
冒頭のリズムとミュージシャンのかけ声からセッションの雰囲気が伝わってくる。
だいたいでいいよ、などと言っているようにも思えるが
演奏が始まるとプロの仕事はさすが。
全編を横溢するオアフ島の空気感は例えようがない。
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当時のサーファーはセシリオ&カポノやカラパナをワゴンで流していた。
杉山清貴のコナ・ウィンドを聴くたび自由な空気を感じていた。
村田和人も良かったが、
ハニー&ビーボーイズ の「バック・トゥ・フリスコ」は再発売されないかな?

二名敦子のロコアイランドはアナログで持っていたけれど、
「him」は持っていなかった。
CDはビクターから80年代に出ていて中古で入手できるが、
タワーレコードのオリジナル企画で2014年にリマスター再発売されている。
オンラインでは入手困難だが、
タワーレコードの渋谷店に在庫として置いてあることがわかって半月前に入手してきたところ。
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(手持ちのリチャード・グードのベートーヴェン・ピアノソナタ全集もタワレコ独自の企画)
(リリー・クラウスのモーツァルトピアノソナタ全集もタワレコ企画で出ているが、これは60年代のステレオ録音なのでご注意。というのも演奏、録音とも名手アンドレ・シャルランが関わって50年代に録音したモノ音源の全集がいい)

二名敦子の「him」には
「ムーンライト・ママ」や「オレンジ・バスケット」などの人気曲もあるけど、
(オレンジも夢を見るのですよ)
バラードの名作といいたい「夜も泣いていた」がある。
そしてぼくが二名敦子のなかでもっとも好きな「Sunset Cruising」が収録されている。

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夏を求め遠くまで来たね 二人だけで楽しむ休暇
黄昏せまるよ サンセット サンセット クルージング…


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彼女と遠くの海へとドライブに出てみる晩夏。
彼女は手作りのサンドイッチをバスケットに入れている。
(おにぎりでもいいけど)
二人の乗った車は岬へとまっすぐ伸びる道を巡航している。
はしゃいだ会話のあと、潮騒を背景に音楽を聴いている、
という状況かも。

タワーレコードさん、「ウィンディ・アイランド」も再プレスをお願いします。
https://tower.jp/item/3279828/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%EF%BD%A5%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E

なんと同アルバムからの3曲がライブ音源で
二名敦子 & 芳野藤丸SPECIAL BAND FM LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=X7v_Zp99ExM



ここで政治の話題をどうしても

いまの時代に豊潤な音楽が生まれないのは音楽業界の不振だけでないような気がする。
かつての荒井由実や山下達郎が現れても人々は耳を傾けるだろうか?
(ぼくにはそうは思えない)
おそらく時代がそんな空気を発していない、
人々は自由な生き方を謳歌できていない。
それが2019年の日本。
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そんななかでまっすぐのメッセージをぶつけてくる人がいる。
(政党にまったく期待していないぼくでも何かを感じた)
わずか1〜2分程度の映像。先入観なく見て欲しい。
(熱い気持ちがなければ生きていてもつまらない)

https://www.youtube.com/watch?v=6UoAP5BweIQ
https://www.youtube.com/watch?v=AU5TIn2na3E

時間のある人はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=E51ysj1dB4k

政治団体のなかで経済政策の本質を訴えているのは
山本太郎さんだけではないだろうか。
(自民党よりも自民党らしい王道の政策という感じ)
消費税を上げて軽減税率とか商品券のばらまきとか矛盾していますよ。
(ほんとうにやるべきことという意味で。この20年の経済政策は間違っていますよ)
市民運動のみなさん、環境保全とか文化を守ろうとか、原発反対、
SDGsなどときれいごとを言っても響かないですよ。
憲法改正やっている場合か?
アメリカや東アジアの政治家に付き合っている場合か?
(特に隣国の指導者が…でも外交はもっと慎重に)

老後は2千万円の貯金ではまったく足りない。
(自助努力による方策はこちらのブログで綴っていきます→ おだやかな経営
(↑自分が人生を愉しみながら自分のペースで生きて足りない年金を埋める方策を書いています)

人々は追い詰められている。
まず安心して生きていけること(衣食足りて礼節を知る)。
いまの日本でもっとも取り組むべきは経済対策と思う。
そこがすべての根源。ただし間違った方向に行かないこと。
ここで気付いて踏みとどまらないと。
国は滅んでも国民は元気で生きて欲しい。
そんな究極の選択が求められていることに気付いて欲しい。

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こんな時代だからあきらめることなく
まっすぐに生きていきたい。



posted by 平井 吉信 at 22:21| Comment(0) | 音楽

2019年07月05日

おだやかな夕暮れ


近所のドラッグストアで西の空を見上げた
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家々に明かりが灯りはじめる時間、
空にも明かり。
太陽が落ちる前に最後にぶつけてくるためいきのような情熱、
といえば言いすぎですか?
posted by 平井 吉信 at 00:17| Comment(0) | 山、川、海、山野草

マムシにご注意(画像あり 嫌いな人は見ないで)


今年に入って早々にマムシを見かけた。

1回目は文化の森の丘の上に上がる階段で。
(多くの人が散歩やジョギングをしているところ)

アオダイショイウの幼蛇はマムシの模様に擬態するけれど
寸法感が違うのでわかる。今回はマムシだ。

次は涼みに来ていた北の脇で松林の道を帰路に就いていたとき。
暗がりで見分けが付かない色をしていたので
足をすぐそばに置いてから気付いた。

奴は逃げ出したが追いかけるととぐろを巻いて威嚇する。


出没はいずれも夕方。
文化の森や北の脇といった大勢の人が来られる場所でも
夕方は特に注意が必要ということ。

写真は下のほうに掲載しておくから見たくない人はスクロールしないで。
























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posted by 平井 吉信 at 00:08| Comment(0) | 山、川、海、山野草

2019年07月04日

梅酒と梅干し 今年もよかった


毎年6月は梅酒づくりと漬け梅(梅干し)づくりに余念がない。
自分でていねいにつくると市販の量産品とは比べられない風味になるから。
(だまされたと思ってやってみて)

梅はいつも美郷で入手する。標高が高くて小規模の生産者が多いので
農薬が少なくて済む。
(無農薬とは表示できないが)農薬を使わない農園も少なくない。

まずは鶯宿を買ってきて梅酒の準備。
(まさに青い宝石だね。水の底に置くと深みの碧を照り返す)
梅酒にするときは鮮度が生命なので買ってきた当日に作業を行う。
(だからいつも深夜になってしまう)
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夏の暑い盛りに梅酒を氷で割って飲む。
咽が渇いていれば水割りにする。
炭酸で割ることもある。
身体にやさしく吸い込まれていく。
夏バテにもきくような気がする。
(室温32度で乗り切れるのは梅酒のお陰と思っている)

鮮度の良い地元梅を35度の焼酎または泡盛で
(手頃に入手できる久米島の久米仙を使う)。

それからしばらく立って今度は南高梅が出てくる。
美郷物産館から今年は稀少な梅が入荷したと連絡。
週末だったので喜んで出かける。

ここには地元のモノしか置いていない。
でもそれぞれが光を放っている。
徳島の直売所で質の高いぶれない経営を行っている。
話題をつくるよりも
一人ひとりが自分を磨き上げた結晶がここにある。
そこに地区の人たちの熱意と温もりを感じる。
美郷には蛍がいなくなることがあっても輝きを失わない。
いや、蛍は美郷の未来を照らす燭光のようなもの。
梅酒、梅干し…梅製品の品質の高さは全国で名高いあの産地を越えている。
(ぼくは産地を訪れているのでそう思う)

JA系の直売所は見習うべきではありませんか?
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この南高梅は梅干しにはまだ若いので追熟させる。
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2日ほどでいい色、いい香りに。
今年もうまく漬け込めた。
(我ながら高い品質を毎年続けているのは自分用の少量生産だから)
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毎年同じことを繰り返している。
でもそれが循環している生き方、無理のない暮らしと思う。
いまを生きていれば、それでいい。
posted by 平井 吉信 at 23:53| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ